数年前、ローレン・トムソンさんが地元の保護施設を訪れました。ローレンさんはそこで何匹かの子猫と会いましたが、自分が求めていた繋がりを感じることはできませんでした。
さらに数匹の成猫に会った後、ローレンさんは一組の目が自分の方を凝視していることに気づきました。「そこには目を細めた猫がいて、私のことをジ〜ッと見つめていました。そして私はその猫が、ずっと探していた猫だと感じました」とローレンさんが言いました。
『ピドルスティックス(愛称はピドルズ)』という名前の猫は、骨折した状態で保護施設に運ばれてきました。その時のピドルズは妊娠していて、全身がボロボロの状態でした。その後、アゴの手術を受けたピドルズは健康な状態に戻り、愛らしい顔を見せてくれるようになったのです。
幸いなことにピドルズが出産した子猫達はみんな元気に育ち、全員が無事に生涯の家に旅立って行きました。そしてピドルズはいつか自分の夢が叶うことを強く願いながら、保護施設で9ヶ月間、里親さんが現れるのを待ち続けました。
そしてついにピドルズは運命の日を迎えました。ピドルズはローレンさんが自分に気づくことを期待して、ローレンさんの目をジ〜ッと見つめ始めました。そしてふたりはすぐに強く結ばれたのです。
「家に来た最初の日のピドルズは、慣れない環境にとても戸惑っていました。でもすぐに新しい環境を受け入れて、家の中でリラックスするようになりました。」
「ピドルズは常にハグを望んでいる猫ではないため、私の膝に飛び乗ってきた時は特別な気持ちになります。彼女はお腹のマッサージやアゴを撫でられるのが大好きです。」
ピドルズは年齢を重ねた猫ですが、今もまだ心は子猫のままです。ピドルズはローレンさんのそばで過ごしたり、窓辺で外の景色を眺めたり、ポーチで日光浴を楽しんだりしているそうです。
「ピドルズは歯が悪くなっていたため、ほとんどの歯を取り除きました。でも彼女はいつも幸せそうにしていて、普通の生活を送っています。彼女は私が知っている中で一番素直な猫です。」
ピドルズはとても優しい性格で、会う人全てにたくさんの喜びを与え、いつも可愛いウィンクを見せてくれます。またピドルズは柔らかい毛布に手を置いて、幸せそうにフミフミしていることがよくあるそうです。
「ピドルズは大変な時期を経験をしてきましたが、今は自分がやりたいことをしています。彼女は好きな時に寄り添って、長い時間昼寝をして、いつも幸せそうに過ごしています。」
「ピドルズはとっても可愛い女の子です。私はもう彼女無しの人生を想像することができません」とローレンさんが話してくれました。
こうして長い間里親さんを待っていたピドルズは、ローレンさんとの素敵な出会いを果たしました。ふたりはこれからもずっと一緒の時間を過ごしながら、幸せいっぱいの毎日を送っていくことでしょう(*´ω`*)
出典:thepiddlesticks/lovemeow