人生に、もふもふを。

高速道路で車を止めて、子猫の救出に向かった女性。何とか子猫を危険な状況から助け出すと、子猫の人生を大きく変える

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ある日、車で帰宅していたライラさんが、高速道路の途中で車を止めました。「私が高速道路を走っていると、私の車の前を必死に走っている子猫の姿を見つけました。私はすぐに車を道路脇に寄せて、子猫を助けるために車から降りました」とライラさんが言いました。

「子猫は疲れ果てていたにもかかわらず、何とか全ての車を交わしながら、生きるために必死に走っていました。」

高速道路にいた子猫出典:rescueforwinston

ライラさんが子猫を高速道路から助け出そうとして近づくと、非常に怯えていた子猫がライラさんの車の下へと逃げ込んで、そのまま姿が見えなくなりました。

「私が子猫を見つけるのに苦労していると、親切な男性が車を止めました。それからしばらくふたりで子猫を探しましたが、結局子猫を見つけることはできませんでした。そのため私は子猫が高速道路の外に逃げたのだろうと確信しました。でも男性は『もしかすると子猫が車体に隠れているかもしれないから、念のためゆっくりと運転して家に帰った方がいい』と伝えてきました。」

クウェートの保護団体『ウィンストン・メモリアル・ファウンデーション』で活動しているライラさんは、自宅に着いてからも念のため子猫を探し続けることにしました。

すると2時間後、ライラさんの車の中から子猫の鳴き声が聞こえてきたのです。ライラさんはその声を頼りに子猫を見つけ、無事に保護することに成功しました。

保護された子猫出典:rescueforwinston

『ヒッチ』と名づけられた子猫の推定年齢は生後5〜6週でした。保護されたばかりのヒッチはとても怖がっていて、震えて動けなくなっていました。「私はヒッチを動物病院に連れて行き、獣医さんに診てもらいました。幸いなことに彼は怪我をしていませんでした。」

ヒッチがどれだけ危険な目に遭ったかは分かりませんが、奇跡的に無傷な状態で危険な状況を脱することができました。ヒッチはライラさんの家に戻るとすぐに、快適なベッドとたくさんのご飯に安心したようで、その瞳からは完全に恐怖が消えました。

そして、もう車の下に隠れたり、車をかわしたりする必要がないことに気づくと、ヒッチの様子が明らかに変わりました。ヒッチは家の中でリラックスし始め、嬉しそうに喉をゴロゴロと鳴らすようになったのです。

保護から3日ほどが経つと、ヒッチは完全に心を開き、とっても食いしん坊で甘えん坊な子猫へと生まれ変わりました。

ヒッチが自信をつけるにつれて、より愛情深く、お喋り好きになっていきました。ヒッチは何か必要なものがあるたびに話しかけてきて、誰にも「ノー」とは言わせませんでした。

「人間のことを恐れていたヒッチは、毎日たくさんの愛情を求めるようになりました。彼は私が今まで育ててきた中で、最もお喋りな子猫のひとりです。」

その後、ヒッチが他の保護子猫達と会う準備を整えると、さっそくライラさんはヒッチに子猫達を紹介しました。するとヒッチはすぐに子猫達のことを受け入れて、一緒になって遊び始めたのです。

そして遊び疲れると、ヒッチは自然とライラさんの方へと近づいてきて、愛情を求めて喉を鳴らし始めました。

その後も安全な家の中ですくすくと成長を続けたヒッチは、ついに里子に出られるほどに成長しました。随分と大きくなったヒッチはライラさん達の力を借りて海を渡り、ワシントンD.C.の『シティー・キティーズDC』で里親さんを探すことになりました。

「あの日、高速道路から私の家まで必死に車に掴まっていた子猫は、クウェートからワシントンD.C.に旅立ちました。彼はそこで無事に生涯の家を見つけました。私は彼を救うことができたことに大きな幸せを感じています」とライラさんが嬉しそうに話してくれました。

こうしてライラさんに命を救ってもらったヒッチは、新しい人生を歩み始めることができました。これからもヒッチはたくさんの愛情を感じながら、いつまでも幸せいっぱいの毎日を送っていくことでしょう。
出典:rescueforwinstonlovemeow

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