人生に、もふもふを。

道路脇で見つかった子猫。常に寄り添ってくれた姉妹の愛情で閉じていた目が回復し、ふたりで一緒に幸せな成長を続ける

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ある日、保護施設『スパークル・キャット・レスキュー』に、生後1日も経っていない子猫の姉妹についての連絡が入りました。「子猫達は道路脇で母親のいない状態で発見されました」と養育ボランティアのサラ・ケリーさんが言いました。

子猫達は養育主さんのケアと専門的な治療を必要としていたため、すぐに保護施設のスタッフ達が動き出し、子猫達を自分達の施設へと連れて帰りました。

「子猫達には母親がおらず、非常に弱々しくて、とても危険な状態でした。」

サラさんは子猫達を引き取ると、24時間体制でミルクの世話を始めました。子猫達は居心地の良い保育器に安心したようで、ミルクを飲んで眠りに落ちていきました。

「私達は子猫達に太陽と月を意味する『ソレイユ』と『ルナ』と名付けました。」

子猫達は最初からお互いのそばを離れようとせず、いつも一緒に過ごしていました。子猫達がどうして母親のいない状態で発見されたのかは誰にも分かりませんが、子猫達は助けが来るまでお互いに寄り添い続け、大変な時期を一緒に乗り越えたのです。

ルナは感染症のため片方の目を開くことができなくなっていて、獣医さんによる治療を必要としていました。一方のソレイユは決してルナから離れることなく、いつもルナのことを元気づけていました。

「ふたりの絆は本当に特別なものです。ルナが深刻な目の感染症と戦っている間、ソレイユは常にルナのことを守り、慰め続けていました。私達はその姿を見て、ふたりの絆がどれだけ深いかを理解しました。」

「ソレイユはいつもルナを抱きしめながら眠りました。ふたりはとても甘く、お互いのことをとても愛しています。」

そんな愛情深いソレイユのおかげでルナの目は快方へと向かい始めました。ルナの目は徐々に回復していき、ついに閉じられていた目が開き始めたのです。

「ソレイユは名前の通り太陽のように明るく、とても前向きな性格です。彼女は大きなゴロゴロ音を持っていて、毎日喉を鳴らし続けています。彼女はお腹を撫でられるのが大好きで、毛布をこねる姿がとっても愛らしく、私達のことを一瞬で笑顔にします。」

ソレイユはいつもルナのことを明るく照らしています。また常に元気いっぱいのソレイユは、身の回りにあるもの全てに興味津々のようです。

「一方のルナは少し控えめな性格で物静かですが、困難な状況にも負けない強い意志を持っています。私達は彼女の額にある『金の月』のマークが大好きです。彼女はとても甘く、本当に魅力的な女の子です。」

子猫達がベッドの外で歩く練習を始めると、サラさんは子猫達のためにベビーサークルを用意しました。するとソレイユはまるでこれから新たな冒険が始まることを伝えるかのように、ルナの肩に手を置きました。

子猫達は新しい場所に興奮し、さっそく隅々まで探索し始めました。子猫達はお互いの姿が視界から見えなくなると、すぐにお互いのことを探し始めるそうです。

子猫達は一緒に遊んで、一緒に食べて、一緒に眠りにつきます。またサラさんが子猫達にテディーベアをプレゼントすると、ふたりはすぐに気に入ったようで、フワフワの足に一緒に寄り添い始めたそうです。

そして3週齢を迎えた子猫達は、サラさんに温かく見守られながらすくすくと成長を続けています。子猫達が里子に出られるようになるまでにはまだまだやることがたくさんありますが、毎日確実に成長を続けていて、出来ることを日に日に増やしていっているのです。

サラさんと保護施設のスタッフ達は子猫達が十分に成長したら、子猫達を一緒に迎えてくれる家族を探そうと考えているそうです。

こうして生まれて間もなく保護された子猫達は、サラさんの家で元気を取り戻すことができました。これからも子猫達はお互いに愛情を注ぎ合いながら、安全な家の中で幸せいっぱいの毎日を送っていくことでしょう(*´ω`*)
出典:kellyfosterkittenslovemeow

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