人生に、もふもふを。

長い路上での生活で、全身がボロボロになっていた猫。保護先の家で温かい愛情を感じると、幸せそうに喉を鳴らし続ける

0

猫の『パドゥ』は何年もの間、カナダのモントリオールの路上で暮らし、寒い冬を何とか生き延びてきました。しかし、今のパドゥは安全な屋根の下で暮らし、もう厳しい寒さや暑さに耐える必要はないのです。

パドゥは長い野良猫生活の中で、何度も他の動物達と戦い、たくさんの傷跡を作ってきました。ずっと野外で生きてきたパドゥは、これまでに多くの困難を乗り越えてきたのです。

そんな中、パドゥはアヤという名前の女性に出会いました。アヤさんはボロボロの状態のパドゥの姿を見て、そのまま放っておくことができませんでした。

その日以来、アヤさんはパドゥに毎日ご飯を用意するようになりました。すると今まで人間を避け続けてきたパドゥが、アヤさんのことを少しずつ信頼するようになっていったのです。

時間が経つに連れて、アヤさんはパドゥに少しずつ近づけるようになりましたが、アヤさんが身体を触ろうとすると、パドゥは素早く逃げてしまいました。しかし、アヤさんは決してパドゥと仲良くなることを諦めませんでした。

そんな中、パドゥの健康状態が急激に悪化し始め、呼吸をするのも辛そうな状態に陥ってしまいました。その姿を見たアヤさんは、パドゥが次の冬を乗り越えることができないかもしれないと感じたそうです。

パドゥは近所の中庭や歩道、車の下などで過ごしていましたが、誰もパドゥを自分の猫だと主張する人はいませんでした。

そこでアヤさんは地元の保護施設『シャトン・オルフラン・モントリオール』に連絡をして、スタッフと一緒に捕獲器を設置しました。

しかし、アヤさん達はすぐ自分達の計画が上手くいかないことに気づきました。

パドゥはこれまでの経験から捕獲器を避ける方法を学んでいたため、決して捕獲器に入ろうとしなかったのです。そのためアヤさん達は別の方法に切り替える必要がありました。

アヤさん達はパドゥがご飯を食べている時に近づいていき、さらに人間に慣れさせることにしました。「数週間後、パドゥは私達に身体を触らせることを許し、身体を撫でさせてくれるようになりました」と施設のスタッフが言いました。

最終的にアヤさん達はパドゥを抱え上げて、キャリーの中に入れることに成功しました。「パドゥにとって路上を彷徨い歩くことは生きるための戦いでした。アヤさんはそんな彼を心配し、路上から助け出しました。」

その後、パドゥが動物病院で診察を受けると、パドゥの状態がとてもひどいことが分かりました。「パドゥの身体にはたくさんのノミがついていて、お腹の中には虫がいました。また彼は呼吸が困難な状態に陥っていて、耳は度重なる戦いで変形し、FIV(猫免疫不全ウイルス感染症)の検査で陽性反応が出ました。」

施設のスタッフ達はパドゥに抗生物質を与えて、養育主さんの家に連れて行きました。

「パドゥは救助されて以来、自分の病気を治してもらっていることが分かっているようで、いつも素直で落ち着いています。彼は新しい生活の中で、人間のことをさらに信頼するようになりました。」

幸いなことにパドゥは家の中での生活にすぐに順応しました。そして、パドゥは自然と養育主のモーガンさんの後を追うようになり、たくさんの愛情を求めてくるようになったのです。

「モーガンさんがパソコンで作業している時もパドゥは近くにやって来ます。そして、モーガンさんが何をしているのかをチェックしています。」

「パドゥは家の中で遊んだり、走り回ったりするのが大好きです。そして夜になるとモーガンさんの膝の上で眠りに落ちていきます。」

パドゥは初めての猫や人に会う時はいつも緊張していますが、相手が愛情を示すと、とっても愛らしい姿を見せてくれるそうです。

その後、さらにパドゥが室内生活に溶け込むと、とってもお話し好きになり、いつも愛情を求めて大きな声でおねだりをしてくるようになりました。そして、モーガンさんに抱っこされると、喉のゴロゴロが止まらなくなってしまうそうです。

パドゥはFIVを患っていますが、たくさんの愛情と適切な世話で、いつまでも健康的な生活を送ることができるそうです。

そして、ついにパドゥは里子に出る準備を整えました。パドゥは常に人間と一緒にいたいと思っていて、部屋のドアが閉まっていると、「ドアを開けて」と愛らしい姿で要求してくるそうです。

こうして何年も路上で生き抜いてきたパドゥは、優しい人達のおかげで大きな変化を遂げました。パドゥはみんなに甘やかされるのが大好きな、幸せいっぱいの猫へと生まれ変わったのです。

その後、パドゥの里親募集が始まり、無事に素敵な家族と出会うことができました。今は温かい暮らしの中で、幸せな家猫生活を存分に楽しんでいるそうです(*´ェ`*)
出典:Rescuechatonsmontreallovemeow

この猫の記事を友達にシェアしよう