人生に、もふもふを。

寒さの中、母猫と離ればなれになってしまった子猫達。温かい愛情を注いでくれたのは保護先で出会った猫のお父さんでした

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ある寒い日のこと、細い路地で母親のいない6匹の子猫達が発見されました。子猫達は養育主さんの世話を必要としていたため、保護施設『インディーヒューメイン』へと運ばれてきました。

子猫達は新しい家族の元で暮らせるように、3匹ずつの2グループに分かれて、養育ボランティアのジェニファーさんとペニーさんの家で育てられることになりました。

ジェニファーさんの家には『ベアー』という名前のオス猫が住んでいて、いつもジェニファーさんの養育を助けてくれていました。ベアーは約1年前に保護子猫としてこの家にやって来て以来、ジェニファーさんの元を去ることはありませんでした。

『フレッチャー』『オリーブ』『マーラ』と名づけられた子猫達は、ジェニファーさんの家に着くと早速キャリーの中から出てきて、部屋の中の探索を始めました。子猫達はそこで美味しいご飯とたくさんのオモチャを見つけました。

「子猫達は少し緊張していましたが、すぐに落ち着きを取り戻しました。子猫達は遊ぶことが大好きで、好奇心がとても強く、全てのオモチャに興味津々です」とジェニファーさんが言いました。

「子猫達は路上で暮らしている時に、母親と離ればなれになってしまいました。私はそんな子猫達に母親の温もりを感じてもらおうと、保温パッドと鼓動のするヌイグルミをプレゼントしました。」

ジェニファーさんの優しさに安心した子猫達は、すぐに人間のことを受け入れて、ジェニファーさんの膝の上で昼寝をするようになったそうです。

一方、先住猫のベアーは養育部屋から聞こえてくる子猫達の声に気づくとすぐに興味を示しました。そして子猫達に病気が無いことが分かり、養育部屋が開放されると、真っ先に部屋の中へと飛び込んでいったのです。

「子猫達は最初、ベアーのことを警戒して、シャーと威嚇してきました。でも好奇心には勝てなかったようで、すぐにベアーの後を追いかけるようになりました。」

ベアーと子猫達が一緒に遊び始めるまでには、それほど時間はかかりませんでした。

ベアーが子猫達の顔を舐めると、子猫達は大満足して、もっとやってとアピールしてきました。「ベアーはまるで母親のように毛づくろいして、子猫達に快適さを提供しました。」

「子猫達は今ではすっかりベアーのことを信頼していて、いつもベアーに寄り添いながらゴロゴロと喉を鳴らしています。子猫達はいつもベアーと一緒に楽しそうに過ごしていて、一日に何度もハグや毛づくろいを要求してきます。」

また子猫達はいつもベアーの行動を注意深く観察しながら、猫のスキルを磨いているそうです。

「ベアはとても愛情深い猫で、楽天的な性格です。彼は自分自身が保護猫だったため、子猫達に何をしたら良いかを分かっています。彼はこれまでに出会った全ての子猫達のお父さんになりました。」

子猫達は3匹とも多指症で、通常よりも多くの指を持っています。「子猫達は全ての足の指が1本ずつ多くなっていて、通常よりも大きな足をしています。」

子猫達は生まれて間も無く辛い時期を過ごしましたが、優しいジェニファーさんやベアーのおかげで幸せいっぱいの毎日を送れるようになったのです。

子猫達はこれからもたくさんの愛情を注がれながら、楽しい時間を過ごしていくことでしょう(*´ω`*)
出典:newkittensontheblocklovemeow

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