人生に、もふもふを。

引っ越し先の家の庭に、いつも同じ猫がいることに気付いた女性。内気な猫の心を数年かけて溶かし、ついに本当の家族に!

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今から数年前、新居に引っ越したステファニー・パーフェクトさんは、自分の人生がこんなに大きく変わるとは思ってもいませんでした。

ステファニーさんが新しい家に引っ越した直後のこと、お腹を空かせた警戒心の強い猫が、垣根の隙間から家の中を覗いていることに気付きました。猫はその後も何度も家にやって来ました。

「私は猫のことがとても気になって、近所の人達に猫について聞いてみました。するとその猫が以前の住人がご飯の世話をしていた猫で、引っ越した時にそのまま残していったことを知りました」とステファニーさんが言いました。

以前の住人が引っ越した後は、近所の人達が猫にご飯を食べさせていました。そこでステファニーさんもご飯の世話を始めると、猫は毎日姿を現すようになったのです。

ステファニーさんは猫に『バディー』と名付けました。

最初の頃のバディーは非常に警戒心が強く、ステファニーさんの前では決してご飯を食べようとはしませんでした。バディーは毎回ステファニーさんが家の中に入るのを確認すると、慎重にポーチに上がってきて、食べ終わるとすぐに走っていきました。こんな状態が約1年間も続きました。

「私が外にいない時にバディーが庭で過ごす時間が徐々に長くなっていきました。私はそんな彼のために、プラスチック容器と毛布で猫ハウスを作りました。彼は冷たい嵐の夜に、その場所が安全だということに気づきました。」

「バディーがさらに私のことを信頼するようになると、日中も猫ハウスの中で丸くなるようになりました。彼はいつも庭を散歩しながら楽しそうに遊んで、猫ハウスの中で眠りにつきます。」

時間が経つにつれて、バディーはご飯の時間を完全に把握するようになりました。そのためご飯の時間が近づいてくると、自らポーチに上がってくるようになったのです。「私はバディーと会話ができるようになりました。彼は私の声を完全に覚えて、毎回反応してくれるようになりました。」

そんなある日のこと、ステファニーさんが目を覚ますと、ご飯の時間でもないのにバディーがポーチの上にいることに気付きました。ステファニーさんは「もしかするとバディーと触れ合えるかもしれない」と思い、バディーを興奮させないように静かに近づいていきました。

「私はゆっくりと腰を下ろし、優しくバディーの頭や耳を撫でました。すると彼が寝転がってゴロゴロし始めたため、お腹を撫でてあげました。その日から彼との距離は急速に縮まっていきました。」

その後さらにバディーの信頼を得たステファニーさんは、バディーを動物病院に連れて行き、獣医さんに健康のチェックをしてもらいました。バディーはFIVの検査で陽性反応が出ましたが、しっかりと世話をしていれば、いつまでも健康な人生を送れることが分かったそうです。

「最終的にバディーは寒い夜や嵐の夜に家の中で寝泊まりするようになりました。そんなことが何度も続き、彼は屋内での生活に徐々に慣れていきました。」

「バディーが私のことを完全に信頼するようになった時、私は彼を正式に家族に迎えることに決めました。私は初めて羽のついたオモチャで彼と遊んでみました。すると彼は狂ったように駆け回って、オモチャを捕まえるために何度も飛び跳ねました。」

「私が初めてバディーを抱きかかえた時、彼は私の腕の中で丸くなって、幸せそうに喉を鳴らし始めました。」

「バディーは優しくて、愛情豊かで、大きな音で喉を鳴らします。彼はご飯を探し回る必要が無くなった今、自分の好きなものを選り好んで食べています。彼は猫缶が大好きで、いつも物凄い勢いで食べ尽くしています。」

「以前のバディーはとても臆病で常にビクビクしていましたが、今のバディーはいつも楽しそうでお茶目な男の子です。私は彼の心が徐々に開花していくのを見るのがとても楽しみでした。今の彼は栄養が十分で、毎日を健康に過ごしています。」

すっかり家の生活に満足したバディーは、もう外に戻らないことを決めたようです。「彼は完全に室内生活を送っています。今の彼は家の中の王様です!」

「私は引っ越しの直後にバディーに出会い、今は彼と一緒に暮らしています。彼のおかげで私の心はいつも満たされています。彼が私を選んでくれたのは、とっても幸運なことでした」とステファニーさんが嬉しそうに話してくれました。
出典:Buddytheoutdoorkittylovemeow

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