今から1年前のこと。動物病院で看護師をしているブリアナ・ウォーカーさんが、愛犬と散歩のために家を出た時、庭のポーチに小さな子猫を発見しました。
子猫はブリアナさんに気づくと、怖がる様子もなく真っすぐに向かってきました。しかし、途中で何度もつまずいて、なかなか前に進むことができなかったのです。
子猫の様子がおかしいと感じたブリアンさんは、すぐに愛犬を家の中に入れて、子猫の元に戻りました。そして子猫を拾い上げると、右の後ろ足を骨折していることが分かったのです。ブリアンさんはすぐに職場に連絡をして、今から怪我した子猫を連れて行くことを伝えました。
こちらは病院に着いた子猫が、レントゲン撮影を待っているところです。今まで見たことのない場所に、不安でいっぱいのようです。
子猫の足はひどい負傷でしたが、獣医さん達は諦めませんでした。そして無事に手術が成功したのです!
手術を終えた子猫はケージに移され、怪我が治るまで入院することになりました。ブリアンさんは子猫のことがとても心配で、何度も子猫の様子を見に行ったそうです。
そして、ブリアンさんが子猫を撫でてあげると、幸せそうにスリスリしてきました。その姿にブリアンさんはとても幸せを感じ、「この子と一緒に暮したい」と強く思うようになったのです。
ブリアンさんは子猫の傷が癒えると、家に連れて帰りました。そして、『トッド』と名づけて、家族に迎えたのです。
それ以来、ブリアンさんとトッドはずっと一緒です。ブリアンさんはトッドが近くにいるだけで、幸せな気持ちになるそうです。そして、大好きなトッドと庭のポーチで偶然出会えたことに、とても感謝しているそうです。
そして保護から1年が経ちました。
すっかりトッドのとりこになったブリアンさんは、「もうトッドなしの人生なんて考えられない」と心から思っているそうです。
こうしてブリアンさんに助けを求めてきたトッドは、みんなのおかげで元気を取り戻すことができました。もしかしたらブリアンさんとの出会いは、偶然ではなく運命だったのかもしれませんね。随分大きくなったトッドは、これからもブリアンさんに甘やかされながら、幸せな生活を送っていくことでしょう♪
This post was published on 2018/03/20