ある日、昼食を済ませたジェニファー・ヨービノさんと夫のジムさんが、自宅近くの路地を歩いていると、突然小さな叫び声が聞こえてきました。
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「私達は最初、それが鳥の声だと思いました。でも、再び聞こえてきた声は鳥ではなく、子猫のものでした」とジェニファーさんが言いました。その声は施錠されたゲートの裏にある、粗大ゴミ置き場の方から聞こえてきました。
「私達は子猫がゴミ置き場の下にいることが分かりました。でも子猫はとても小さかったため、姿を確認することができませんでした。」
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その後、子猫を助けるために近所の優しい人達(アルマンドさん、フランシスコさん、ジョーさん、ジェイクさん、ブライアンさん、スティーブさん)が集まってきました。男性達は子猫の正確な位置をつかむために、ゴミ置き場の下に身体を潜り込ませたのです。
しかし、臆病な子猫は勢いよくゴミ置き場から飛び出してきて、路地にあった車の下に潜り込みました。そして、そのままエンジンルームへと入って行ったのです。
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「彼らは車のエンジンルームを開けて、子猫を助け出しました。私達は子猫が無事だと分かり、ほっと胸をなでおろしました。」
夫婦は子猫をシャツで包み、頭を優しく撫でてあげました。するとその瞬間、子猫の喉が嬉しそうに鳴り始めたのです。
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「子猫はまだ少し怖がっているようでしたが、同時に喜びも感じているようでした。子猫は暖かいシャツに幸せを感じ、人間の愛情を受け入れ始めました。」
夫婦は保護した子猫に『フルトン』と名づけました。
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しばらく温められたフルトンは、すっかり人間のことが好きになりました。フルトンはシャツに顔や鼻を擦りつけながら、嬉しそうに喉を鳴らし続けていたそうです。
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その後、フルトンは最高のケアを受けるために、地元の保護施設『The Cat House On The Kings』へと運ばれました。現在は養育主さんの家に預けられて、他の子猫達と一緒にすくすくと育っているそうです。
フルトンがもう少し成長したら里親さん探しが始まりますが、きっとすぐに新しい家を見つけて、幸せな生活を送って行くことでしょう(*´ω`*)