トルコに住む歯科医のシェブネン・イルハンさんは、家のそばで野良猫達の世話を続けてきました。イルハンさんはいつも一緒の野良猫達を、家族のように思っているそうです。
「私の住んでいる街は、冬の間とても気温が下がります。私はいつも猫達のことが心配でした」とイルハンさんは言いました。
イルハンさんは寒い中で過ごす猫達のために、何かをしなければと感じていました。そして、イルハンさんは自宅を猫達に解放することを思いついたのです。
イルハンさんは自宅の窓につながる『猫のはしご』を作りました。そして、猫達を招待するために、はしごの脇を綺麗な花を飾ったのです。
はしごが無事に完成すると、さっそく猫達はイルハンさんに会いに、はしごを登り始めました。
約2mのはしごを登りきると、そこには快適な家が待っています。
イルハンさんがはしごを掛けて以来、10匹ほどの猫が家の中に入ってきました。その数は今も増え続けているそうです。
イルハンさんは仕事以外のほとんどの時間を、野良の猫や犬と共に過ごしています。動物達はみんなイルハンさんのことが大好きで、心から信頼しているそうです。
イルハンさんは街中の動物達を助けることが自分の使命だと言います。
「この世界は私達だけのものではありません。私にはそんなに大きなことはできませんが、これからも困った動物達を1匹でも多く救いたいと思っています。」
イルハンさんの優しい行動は、多くの猫達を救っています。きっと助けてもらった猫達は、愛情いっぱいのイルハンさんに、心から感謝していることでしょう(*´ェ`*)
出典:Sebnem Ilhan