先月、自宅の庭で3匹の猫が苦しんでいる姿を発見した住人が、地元の保護団体『ベスト・フレンズ・フィーラインズ』に連絡をしました。
3匹のうちの2匹は生後2ヶ月ほどで、一緒にいた大人の猫にしがみついていました。この時、保護団体の施設は保護猫達でいっぱいになっていましたが、3匹を放っておくことができなくて、すぐに現場に駆けつけました。保護団体のスタッフ達は飢えに苦しんでいる2匹の子猫と、母親と思われる猫を施設に連れて帰りました。
そして、猫達の状態を確認していたスタッフ達は、保護した猫が母親ではないことに気づいたのです。その猫はオスの猫でした。
スタッフ達は現場に他の猫や子猫達が残っていないかを確認するために、注意深く周囲を捜索しました。しかし結局、誰も見つけることはできませんでした。「子猫達の状態から判断すると、母猫は既にどこかに行ってしまったようです」とスタッフが言いました。
スタッフ達に『ドビー』と『グレムリン』と名付けられた子猫達は、痩せ細っていて、汚れていて、人間を怖がっていましたが、安全な場所で暮らすことができるようになりました。
また子猫達の世話をしていた猫は、推定年齢が1歳半で『リンクル』と名付けられました。穏やかで優しい性格のリンクルは、子猫達が自分にしがみついたり、後ろに隠れたりしても気にしませんでした。「リンクルは大きな心の持ち主で、母猫に置き去りにされてしまった子猫達のことを守っていました。」
最初からリンクルは子猫達のお兄さんの役割を果たしていました。「リンクルは子猫達に寄り添って、常に子猫達の体を温めて、気持ちを落ち着かせていました。」
出典:BestFriendsFelines
リンクルの顔には戦いの傷跡が残っていて、路上での生活で苦労してきたことは明らかでした。それでもリンクルは幼い子猫達を守ることを自らの使命にしていました。リンクルは驚くほど寛容で、子猫達が新しい世界に順応するまで、自分を盾として利用することを許していました。
「保護された後もリンクルは子猫達を抱きしめながら眠っていました。その姿に私達の心は完全に溶けました。」
そして、3匹が養育主さんの家で暮らし始めると、リンクルはすぐに養育主さんに挨拶をしに行きました。リンクルは緊張していましたが、それでもリンクルがどれだけ愛情深く、養育主さんのことを信頼しようとしているかが伝わってきました。
また子猫達も養育主さんが毎日ご飯を持ってきてくれることに気づいて、日に日に養育主さんのことを信頼していきました。「ドビーは自分の体よりもずっと大きなウサギのヌイグルミを蹴ることに夢中で、ダンベルの上で昼寝をするのが大好きです。」
出典:BestFriendsFelines
そんなドビーよりも体の小さな『グレムリン』は、全身がふわふわの毛で覆われています。グレムリンの体は小さいですが、その小ささを愛らしい個性で完全に補っていました。グレムリンはちゅ〜るが大好きで、いつもドビーに挑むために部屋中を駆け回っています。
一方のリンクルは日に日に自信を深めていて、室内生活にも慣れて、着実に人間のことを受け入れてきています。リンクルもオヤツを食べることが大好きですが、子猫達がかまって欲しそうにしている時は、どんな時でもすぐに駆けつけて、愛情を注ぎ始めるそうです。
出典:BestFriendsFelines
こうして庭の片隅で保護された3匹の猫達は、優しい人達のおかげで次の食事の心配をする必要がなくなりました。猫達は毎晩暖かいベッドで寄り添って、心地良い喉の音を響かせながら眠りに落ちていくそうです。
リンクルは相変わらず子猫達に優しく、大切な子猫達にたくさんの愛情を注ぎ続けています。「もうすぐリンクルは完全に心を開き、本来の個性がさらに輝くことでしょう。そして、これから彼を迎える家族の元には、たくさんの幸せが舞い込んでくることでしょう」と保護団体のスタッフが話してくれました。
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