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デッキの下で寒さに震えていた子猫。暖かい家の中で家猫になるチャンスが与えられると、明らかに変わり始める

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氷点下の気温の中、保護団体『ウィスカーズ・ア・ゴーゴー』のスタッフのリアンさんは、近所の家の裏庭に住んでいる猫の群れの救出活動を行っていました。

そんな中、黒白の子猫が2匹の兄弟と一緒にデッキの下に隠れていました。リアンさんとチームはフェンスの小さな隙間に捕獲器を設置して、食べ物を使って子猫達を安全に誘導しました。

「空腹だった子猫達は勇気を振り絞って物陰から出てきて、捕獲器の中に入ってきました」とリアンさんが言いました。

保護された子猫出典:WhiskersGoGo

子猫達は怯えていて、威嚇音を発しながら必死に身を守ろうとしていました。そんな警戒心の強い子猫達でしたが、動物病院に向かっている最中に次第に威嚇音を発しなくなっていって、最後はためらいがちな小さな声に変わりました。その様子を見ていたリアンさんは、子猫達が室内生活に向いていることに気づき、家猫になるチャンスを与えたいと思いました。

そんな中、牛のような模様の黒白子猫だけは全てが良い方向に変わろうとしていることに気づいていなかったようで、とっても不満そうにしていました。

保護された子猫出典:WhiskersGoGo

養育ボランティアのデリラさんは、黒白子猫に出会った瞬間に心を奪われました。「私は丸々と太った可愛い子猫に『ゴッシュ・ダーニット』と名付けました」とデリラさんが言いました。

デリラさんはゴッシュを社会化させるために、優しくタオルで包み込んで抱きしめました。ゴッシュは心臓をドキドキさせながら不安そうにキョロキョロしていましたが、徐々に警戒心を解いていきました。

最初は「シャー!」と威嚇していたゴッシュでしたが、その反応を収めるのは思っていたよりもずっと楽でした。「私はゴッシュをタオルで巻いて、1980年代のロックソングを歌ってあげました。すると彼は次第にリラックスしていって、人間に慣れていきました。」

その後もハグやオヤツを与え続けた結果、ゴッシュは数日も経たないうちに完全に心を開いたのです。

抱っこされる子猫出典:WhiskersGoGo

ゴッシュは自分の身が安全で、デリラさんが優しいと分かると、本当の性格を輝かせ始めました。ゴッシュは周囲を探索して、触れるもの全てを自分のものにしようとしました。また好奇心が旺盛なゴッシュは、身の回りで起こる全てのことに参加したがるようになりました。

「今のゴッシュは何事にも動じることはありません。また以前のように不機嫌になったり怖がったりすることもありません。」

子猫達がデリラさんの元ですくすくと育っていく一方、一緒に保護された成猫達は避妊・去勢手術を受けて、以前暮らしていた裏庭に戻されました。今では暖房付きのシェルターが用意されていて、食べ物と安全をしっかりと確保してくれる世話人の元で過ごしているそうです。

そして室内生活を始めたゴッシュは、すっかり快適な家の中で小さな監督者になりました。時にはまるで家族の創作活動への参加を強く主張するかのように、鍵盤の上に腰掛けていることもあるそうです。

鍵盤に座る子猫出典:WhiskersGoGo

ゴッシュは自信が深まるにつれて声も大きくなっていきました。ゴッシュは小さい頃からお喋りで、どこに行っても大きな声を出しながら自分の存在をアピールしています。「ゴッシュは自分の存在を知らせることが大好きなため、見つけるのに苦労したことは一度もありません。」

横になる子猫出典:WhiskersGoGo

そして里子に出られるようになったゴッシュは、すぐに完璧な家族を見つけました。「ゴッシュの里親になりたいという申し込みが10件以上ありました。」

「ゴッシュはすぐに新しい家に旅立っていきました。彼はとても上手くやっていて、新しい兄弟ともすぐに仲良くなりました」とデリラさんが嬉しそうに話してくれました。

ゴッシュは新しい家で大きくて柔らかい毛布を見つけると、すぐにベッドに飛び乗って、自分のものだと主張し始めたそうです。

幸せになった子猫出典:WhiskersGoGo

こうして手を差し伸べてくれた優しい人達のおかげで、ゴッシュや兄弟達は新しい人生を歩み始めることができました。子猫達はもう二度と寒さにさらされることも、屋外で過ごすこともありません。子猫達の未来は明るく、温かく、安らぎと愛情に満ち溢れているのです。

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