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送る今から約1ヶ月前、養育ボランティアのアンドレア・クリスチャンさんが、助けを必要としている生後3週の子猫についての連絡を受けました。
『カール』と名付けられた子猫は非常に荒れた状態で保護施設へと運ばれてきましたが、多くの養育ボランティアさんが手一杯の状態だったため、世話をしてくれる人がいませんでした。そんなカールの窮状を知ったアンドレアさんが、カールを預かって養育することを申し出ました。
カールがアンドレアさんの家に向かっている途中、カールを運んでいた動物輸送業者から連絡が入り、カールが呼吸困難に陥っていることが分かりました。輸送業者はカールが最悪の事態になることを恐れていました。
その後、カールが誤嚥したことが呼吸困難の原因だと分かりました。カールは厳しい状況に陥っていましたが、アンドレアさんはカールの回復のために何でもすることを心に誓っていました。
アンドレアさんは養育ボランティア仲間から酸素供給機を借りてきて、カールのために酸素保育器を作りました。また最初の数日間、カールは呼吸をするために口を閉じることができなかったため、点滴による栄養補給を行いました。
「カールは肺炎に苦しみながらも必死に戦い続けていました。」
アンドレアさんがカールの様子を確認しに行くたびに、カールは力を振り絞って話しかけてきました。カールはどんなに体調が悪そうに見えても、ミルクや愛情を求めて、アンドレアさんに向かって叫ぶことを止めませんでした。
1週間の点滴とシリンジによる栄養補給の後、カールの状況は好転し始めました。そしてカールが哺乳瓶からミルクを飲めるようになると、食欲が著しく改善したのです。
「私はその時、カールはもう大丈夫だろうと感じました。」
アンドレアさんの細心の看護によって、カールはついに正常に呼吸ができるようになりました。するとカールの食べ物の摂取量が何倍にも増加して、カールの個性が一気に現れ始めました。
さらにカールは少しずつ歩けるようになっていき、自分の周りを探索し始めました。カールは相変わらずお喋り好きで、何か必要なものがある時は躊躇することなく話しかけてくるそうです。
「元気を取り戻してきたカールは、保育器の外に一緒に遊ぶことのできる仲間がいることに気づきました。」
カールは保育器を卒業して、ベビーサークルの中で過ごし始めました。カールはそこで先住猫と出会い、他の猫との距離感を学び始めました。
「カールは走ったり遊んだりするのが大好きで、何度も私がそばにいることを確認するために戻ってきます。今の彼からは好奇心が溢れ出していて、私がオモチャを持ってくると夢中になって格闘し始めます。」
そしてカールはついに1ポンド（約453g）を越えることができました。今のカールは元気いっぱいに部屋の中を駆け回っていて、全てのオモチャを興味深そうにチェックしているのです。
アンドレアさんはもう少ししたら、カールが一緒に転がったり、一緒に寄り添ったりすることができるように、他の保護子猫とペアにしようと考えているそうです。
カールは安全な家の中の暮らしに満足していて、アンドレアさんのことをいつも追いかけています。カールはもう大声で叫んだりすることはなく、いつも愛らしい声で話しかけてくるそうです。カールは毎日の生活に大きな幸せを感じていて、たくさんの気持ちをアンドレアさんに伝えているのです。
これからもカールは全身で愛情を受け取りながら、元気いっぱいに成長していくことでしょう(*´ω｀*)
出典：turtlecatfoster／lovemeow
