ある日、ハワイのカネオでプリントショップを経営しているマイケル・サリバンさんが店内で仕事をしていると、店の外から子猫の声が聞こえてくることに気がつきました。すぐにマイケルさんは外に出て子猫を探しましたが、結局その日は子猫を見つけることができませんでした。
それから2日後。マイケルさんが仕事をしていると、また店の外から子猫の声が聞こえてきたのです。その声を聞いたマイケルさんは「どんなに時間がかかっても、絶対に子猫を見つけるぞ!」と決意し子猫を探し始めたのです。
マイケルさんは、時々聞こえてくる鳴き声を頼りに、子猫を探し続けました。そして、徐々に鳴き声の発生源が分かってきたのです。
どうやら鳴き声は、マイケルさんが所有していた別のお店の地下から聞こえてくるようでした。マイケルさんが吹き抜けの階段を降りて行くと、積まれた箱の上から子猫の声がハッキリと聞こえてきたのです。
そこは幼い子猫がひとりで行けるような場所では無かったため、マイケルさんは母親が子猫を連れて来た後で何らかの理由で戻ってこれなくなったか、心無い人に捨てられたかのどちらかだと思ったそうです。
マイケルさんは、箱の上で丸くなっていた子猫を無事に保護しました。また、母親が帰ってくるかもしれないと考えたマイケルさんは、何度も現場を確認しに行きましたが、結局母親が現れることはありませんでした。
マイケルさんは自宅や店内で子猫の世話を続けました。温かい家に安心した子猫は、幸せそうな姿をたくさん見せてくれるようになったそうです。
マイケルさんの息子さんも、子猫の世話をしっかりと手伝ってくれました。
新しい家では先住猫も温かく出迎えてくれました。出会ってすぐにふたりは意気投合したそうです♪
そして、子猫はあっという間に大きく成長しました!
今はシンクを占領するのが大好きなのだそうです♪
こうしてマイケルさんに助けられた子猫は、迎えられた家で幸せを手に入れることができました。どうやらマイケルさんの「子猫を救いたい」という思いが、最高の結果につながったようです!
すっかり家族の一員になった子猫は、マイケルさん達にたくさんの幸せを届けてくれているそうです♪
出典:MICHAEL SULLIVAN
This post was published on 2016/08/22