「熱い！助けて！」火災現場から子猫の声が！ カメラマンが炎の中に飛び込んで、幼い命を助け出す！

ある日、アメリカのノースダコタ州の街で火災が起きました。現場に駆けつけたカメラマンのカルロス・パチェコさんが、火事の様子を撮影していると、炎の中から助けを求める子猫の声が聞こえてきました。カルロスさんが声のする方向に目を向けると、炎の中に閉じ込められている2匹の子猫の姿を発見しました！

子猫達を助けようとしたカルロスさんでしたが、信じられないほどの炎の熱さに、なかなか近づくことができませんでした。しかし、カルロスさんは怪我を覚悟の上で炎の中へと飛び込んでいきました。そして、ジャケットで自分の身体を守りながら子猫達に近づいて、ついに子猫達を助け出すことに成功したのです！

こちらが救出された『ピィ』と『マンニ』の姿です。

出典：CatsCradleShelter

子猫達はすぐに地元の保護施設『キャッツ・クレードル・シェルター』に運ばれて、救急動物病院で治療を受けました。

ピィは4本の足全てに重度の火傷を負っていました。

出典：CatsCradleShelter

一方のマンニは火傷はありませんでしたが、煙の吸い過ぎでぐったりとしていたため、すぐに酸素室に入れられました。

出典：CatsCradleShelter

子猫達はとてもひどい状態だったため、助かるかは分かりませんでした。しかし、それから2日が過ぎるとピィの足が回復し始め、マンニも快方へと向かい始めました。

出典：CatsCradleShelter

2日間、治療のために病院内の別々の場所で過ごしていた子猫達は、とても寂しそうにしていました。

出典：CatsCradleShelter

しかし、子猫達が退院して保護施設で再会を果たすと、とても嬉しそうな姿を見せてくれました。幸せそうに抱きしめ合うふたりの姿は、まるでお互いのことを励まし合っているかのようでした。

出典：CatsCradleShelter

その後、養育ボランティアさんの家で過ごし始めた子猫達ですが、里子に出られる年齢になったら、カルロスさんが引き取りたいと考えているそうです。

出典：CatsCradleShelter

その後も着実に回復を続けた子猫達は、無事にギプスを外すことができました。自由に歩き回れるようになった子猫達は、愛らしい姿をたくさん見せてくれました。

こうして火事の中で助けを求めていた子猫達は、みんなのおかげで元気を取り戻すことができました。カルロスさんの勇気ある行動と、子猫達の「生きたい」という強い意志が命をつないだのです。きっと生命力に満ちた子猫達は、何者にも負けない強い猫へと成長していくことでしょう。
出典：CatsCradleShelter／lovemeow