人生に、もふもふを。

保護施設でほぼ1年間見過ごされ、幸せになれなかった猫。完璧な家族が迎えに来て、幸せに満ちた毎日が始まる

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黒白猫の『ルカ』は生後7ヶ月の時に、保護施設『エクスプロイツ・バレー・SPCA』にやって来ました。ルカはそこですぐに人間とフレンドリーに接するようになり、他の保護猫達とも遊んだり寄り添ったりしながら交流を深めていきました。

「ルカは間違いなく最高の猫です。彼は愛されること、そして愛を与えること以外に望んでいるものはありません。彼は常に他の猫達のことを抱きしめたり、頭を擦りつけたりしています」と保護施設のスタッフが言いました。

ルカの愛すべき性格はみんなに多くの喜びをもらたしましたが、ルカを迎えてくれる里親さんは現れず、保護施設に留まり続けました。

ルカはほとんど関心を示されないまま10ヶ月間を過ごし、スタッフ達はその間にルカのことをソーシャルメディアに投稿しました。

そしてルカは里親さんに出会えないまま1歳半を迎えました。ルカは保護施設にやって来た多くの猫達と友達になり、友達が生涯の家に旅立っていく姿を見送り続けてきました。

「時々、保護猫が長く施設に留まることがありますが、その理由は分かりません。でも幸いなことに最後には、どの子にも素敵な家が見つかりました。きっとルカもそうなるに違いありません。」

そしてルカが保護されてから330日以上が経った時、ルカを家族に迎えたいというポーラさんからの里親申請が届いたのです。

「ルカはとても優しい猫で、なぜ彼が今まで見過ごされてきたのかが分かりませんでした。でも今ならその理由が分かります。きっと彼はポーラさんとの出会いを待っていたのだと思います。」

今から約2年前、ポーラさんは15年間一緒に暮らしてきた最愛の猫を亡くしました。ポーラさんは深い悲しみに暮れて、二度と猫を飼わないことを誓いました。しかしそれから半年後、猫の食べ物を寄付するために保護施設を訪れたポーラさんは、そこでチョレという名前の三毛猫に出会い、一瞬で心を奪われました。

「私は1年以上前にチョレとの生活を始めましたが、私のことを必要としている猫との出会いがまだあるような気がしていました」とポーラさんが言いました。

ポーラさんはそれから保護施設のFacebookページを定期的に訪れて、保護された動物達の写真や物語を読むことに夢中になっていました。「ある日、私は保護施設のページでルカの姿を見て胸が高鳴りました。私はその瞬間、いつか彼を家に連れて帰ることになるだろうと感じました。」

そしてルカとの初対面の日、保護施設を訪れたポーラさんはさっそくルカを抱きしめました。するとルカはまるで以前からポーラさんのことを知っていたかのように、すぐにポーラさんに身体を預けたのです。

その後、ルカはポーラさんの家に引っ越して、新しい環境の中ですぐに落ち着きました。するとルカはキッチンの食品管理の仕事を引き受けて、ポーラさんの食事の検査をするようになりました。

ルカはポーラさんが冷蔵庫のドアを開けるたびに全力で駆け寄って、毎回冷蔵庫の中身をしっかりとチェックしているそうです。

そんなルカに先住猫のチョレはあまり関わろうとはしませんでしたが、ルカの方はすぐにチョレに夢中になりました。ルカは何とかしてチョレと仲良くなろうとして、何度もチョレにアプローチしました。

ルカは毎回チョレの後を追ってキッチンカウンターの上に登ったり、チョレと一緒にソファーでくつろいだりしました。ルカは毎日アプローチを続け、チョレが自分を受け入れてくれるのを辛抱強く待ちました。

キッチンカウンターの上の猫達出典:EvspcaAdoptables

そしてついにルカが待ち望んでいた日がやって来ました。その日、ルカはソファーの上で丸くなっていたチョレを毛づくろいすることに成功したのです。「私はずっとチョレの反応を見てきて、彼女がルカに毛づくろいを許すとは思っていなかったため、その予想外の光景にとても驚きました。」

またルカはポーラさんの膝の上で最高の昼寝場所を見つけました。保護施設で1年近く待ったルカは、ずっと望んでいた夢の生活を手に入れることができたのです。

「ルカが里親さんと会うまでには長い時間がかかりましたが、最終的に全てが上手くいきました」と保護施設のスタッフが嬉しそうに話してくれました。

キッチンカウンターの上の猫出典:EvspcaAdoptables

ルカはこれからも大好きなポーラさんやチョレと一緒に過ごしながら、幸せに満ちた毎日を送っていくことでしょう(*´ェ`*)
出典:EvspcaAdoptableslovemeow

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