人生に、もふもふを。

ボロボロの状態で保護された子猫。決して命を諦めなかった優しい女性のおかげで、驚くほどの変化を遂げる!

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ある日、キャサリンさんが友達と一緒に車で移動していると、道路脇に生き物のような塊を発見しました。すぐにキャサリンさんが車を降りて近づいて行くと、それが助けを必要としている子猫だと分かったのです。

「車の中にダンボール箱が入っていたため、私達は子猫を救い上げてその中に入れました。子猫は目と鼻が硬くなっていて、怪我を負っていましたが、必死に生きようとしていました」とキャサリンさんが言いました。

やせ細った子猫出典:Kathleen

キャサリンさんの父親と兄弟には猫アレルギーがあり、家で猫を飼うことができませんでした。しかし、キャサリンさんは子猫に生きるチャンスを与えなればと強く感じていました。

「私はお母さんに『この子に家を見つける必要がある』と言われました。でも病気を治して新しい家が見つかるまでは、自宅で子猫の世話をすることになりました。私とお母さんは子猫の全身を綺麗に洗って、温かい部屋の中で育て始めました。」

少し元気になった子猫出典:Kathleen

その後、子猫を動物病院へと連れて行き、感染症とお腹の虫のための薬をもらいました。子猫はとても衰弱していたため、保護から3週間の間に何度も危険な状態に陥ったそうです。

「私は子猫が寝ている時に何度も死んでしまったのではないかと思いました。私は子猫のことが心配だったため、部屋に篭ってずっと看病を続けていました。」

くつろぐ子猫出典:Kathleen

それから数週間後。
子猫はキャサリンさん達の献身的な看病で、ついに元気を取り戻しました!

「子猫は家の中を駆け回って、元気に遊び始めました。さらに子猫は家にいる3匹の先住犬とも仲良くなりました。」

犬と一緒の子猫出典:Kathleen

そしていつの間にか子猫は、完全に家の中を支配していたのです。子猫の行動を見ていると、この家の主が誰なのかが明らかでした。

元気な子猫出典:Kathleen

「お父さんは最初、私の夏休みの間だけ子猫を飼うことを許してくれました。でも時間が経つにつれて、子猫のことが大好きになっていきました。」

子猫はその愛らしい姿で家族の心を次々ととりこにしていきました。それは猫アレルギーのお父さんや兄弟も例外ではありませんでした。そしていつの間にか家族全員が、子猫のことを手放せなくなっていたのです。

座る子猫出典:Kathleen

家族は子猫を正式に家族の一員として迎えることに決めて、子猫に『ドリジー』と名付けました。

それから5年後。
ドリジーを保護してからあっという間に5年が経ちましたが、今でも変わることなく家族全員がドリジーのとりこになっているそうです。

見上げる猫出典:Kathleen

「ドリジーはとても健康的で、毎日を楽しく過ごしています。彼は時々、家の外に出てポーチで日向ぼっこをしていますが、一番好きな場所は私達のベッドの上です。」

ドリジーを迎えて以来、家族の生活は一変しました。家族全員がすっかり猫好きになり、猫無しでは生きられない体になってしまったのです。

家族はこの5年の間に『ストライプス』という名前の猫も保護しました。ドリジーとストライプスは相性がとても良く、すぐに友達になったそうです。

友達の猫出典:Kathleen

こうしてボロボロの状態で助け出されたドリジーは、保護された時からは想像もできないほどの変化を遂げました。それはドリジーの命を決して諦めなかったキャサリンさんと家族の愛情、そしてドリジーの「もっと生きたい」という強い意志が引き寄せた奇跡だったのです。

見つめる猫出典:Kathleen

現在のドリジーの姿を見ていると、人間の愛情がどれだけ動物達に影響を与えるかがよく分かりますね。これからもドリジーは家の王様として、いつまでも幸せな毎日を送っていくことでしょう(*´ェ`*)
出典:Kathleen/lovemeow

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