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送るある日、独りぼっちの茶トラの子猫が野外で発見されました。子猫の後ろ足は曲がっていて、2本の前足だけを使って独特の歩き方で動き回っていました。
子猫は保護されると地元の保護施設『ザ・オッド・キャット・サンクチュアリ』に運ばれてきました。「子猫は後ろ足に先天性の障がいを抱えていました。彼はとても優しくてハグ好きで、ゴロゴロと喉を鳴らすのが大好きです」と保護施設のスタッフが言いました。
『バターナッツ・スカッシュ』と名付けられた子猫は、安全な養育主さんの家で過ごし始めました。
スカッシュは胃の治療を受け、保護された時よりもずっと気分が良くなりました。スカッシュは獣医さんの手厚いケアのおかげで食欲を取り戻すと、日に日に体重を増やしていき、身体を大きくしていきました。
さらにスカッシュは成長と共に力強くなって活発に探索するようになり、発見した全てのオモチャで遊ぶようになりました。「スカッシュはいつも注目されたいと思っていて、遊ぶことが大好きです。」
スカッシュは快適な養育部屋で、完全に室内生活に順応しました。スカッシュは誰かが部屋に来るたびに起き上がって、挨拶をするために近づいてきました。
スカッシュはいつも前足で身体を支えていて、器用にお尻を持ち上げながら前進したり、走り回ったりしています。スカッシュはまだ幼い子猫ですが、とっても大きな声を持っていて、何か言いたいことがある時は躊躇することなく話しかけてくるそうです。
またスカッシュは自分のやり方でどんなことでも出来るため、自分が他の猫と違っているとは思っていませんでした。
そんなスカッシュが遊び疲れると、自然と養育主さんに寄り添いながら甘え始めて、抱きしめられながら眠りに落ちていきました。
養育主さんはスカッシュが友達を強く望んでいることを知っていたため、同じ年齢くらいの保護子猫を探していました。そしてスカッシュは独りぼっちで保護された子猫の『シャロレット』と出会ったのです。
シャロレットは衰弱した状態で土まみれになっていたところを発見されました。シャロレットはたくさんのケアを必要としていたため保護施設にやって来ました。
その後、獣医スタッフの懸命な治療のおかげで、シャロレットはついに健康な身体を取り戻すことができました。シャロレットは元気になるとすぐに遊び始めました。
シャロレットが他の猫と会う準備を整えた時、養育主さんはスカッシュを紹介しました。「出会ってから数時間後、ふたりはすっかり親友になって遊び始めました。その日以来、ふたりはいつも一緒に過ごしています。」
「ふたりは愛らしさと愛情に満ち溢れていて、いつもお互いの近くにいたいと思っています。そのためどちらかがもう片方に寄り添うと、ふたりで一緒にゴロゴロと喉を鳴らし始めます」と保護施設のスタッフが言いました。
スカッシュはいつもシャロレットと無邪気に遊びながら、毎日を全力で生きています。スカッシュは好奇心の塊で、常に全身からエネルギーが溢れ出しているのです。
スカッシュは後ろ足に障がいを抱えていますが、全てのことをひとりで行い、周りの人達のことを驚かせ続けているのです。
これからもスカッシュはシャロレットと愛情を注ぎ合いながら、幸せいっぱいの毎日を送っていくことでしょう。
出典：theoddcatsanctuary／lovemeow
