人生に、もふもふを。

弱った身体で女性の元に駆け寄ってきた野良猫。病気の子猫達を助けてもらいたくて、女性を子猫達のところへと誘導する

0

ある日、4匹の猫の親子がオーストラリアのニューサウスウェールズの道路脇で発見されました。子育て中だった母猫は、全ての力を子猫達に注いでいたため、とても衰弱していました。

そんな母猫と子猫達のことを心配した発見者は、地元で猫の保護活動を行なっている女性に連絡をしました。

連絡を受けた女性が現場に着くと、すぐに母猫が近づいてきて、子猫達のところへと案内してくれました。子猫達は全員が眼感染症を患っていて、獣医さんによる治療を必要としていました。

女性は地元の保護施設『キャットレスキュー901』に連絡をして、親子を連れていきました。施設で親子を受け取ったスタッフ達は、すぐに治療と世話を始めました。

「私達は路上で保護された親子を引き取り、彼らに必要な治療を始めました」と保護施設のジェニーさんが言いました。

「保護されたばかりの親子は、とても寒そうにしていました。また彼らは非常にお腹を空かせていて、母猫はひどく弱っていました。」

保護された3匹の子猫達はみんな、まぶたが発育不全の状態で生まれたことが分かりました。「子猫達はまぶたを完全に閉めることができなくなっていたため、目がとても辛そうでした。ハチワレの子猫は片方の目に影響を受けていて、残りの2匹は両方の目に影響を受けていました。」

ジェニーさんは複数の養育ボランティアに連絡をして、親子の養育ができる人を探し始めましたが、みんなちょうど忙しい時期で、完全に手が空いている人はいませんでした。しかし、親子のことをとても心配した経験豊富なナタリーさんが、親子を助けるために力を貸してくれたのです。

ナタリーさんは他の子猫達の世話でいっぱいだったにもかかわらず、親子を温かく迎え入れ、親子の人生を良い方向に変えることを約束してくれました。

親子はその日、たくさんの移動と緊張の連続で、身も心を疲れ果てていました。でも親子はその日の最後に安全な家と暖かいベッド、そして美味しい食べ物を手に入れることができて、とても嬉しそうにしていました。

さらに親子は感染症の治療のため、獣医さんから処方された薬を飲み始めました。

『イロディー』と名づけられた母猫は、家に着いてすぐに喉を鳴らし始めました。子猫達はその音にとても安心したようで、お母さんに寄り添いながら眠り続けたそうです。

保護された子猫達のうちの2匹が女の子で、1匹が男の子でした。女の子は『ポララ(三毛猫)』『ハーシー(サビ猫)』と名づけられ、男の子は『イグナシオ(ハチワレ)』と名づけられました。

母猫は保護されてから2週間の間、常に子猫達のそばに寄り添って、子猫達のことを守り続けていました。その後、家の中が安全な場所だと分かると、子育ての合間に休憩を取るようになりました。

一方、まぶたの発育不全で生まれた子猫達は、失明を避け、痛みのない生活を送るために、まぶたの矯正手術が必要でした。

「子猫達は幸いにも最適な治療が行える場所へとやって来ました。私達の医療チームは目の問題に関して多くの経験と知識を持っています。」

自宅で親子の世話を続けてきたナタリーさんは、これまでずっと24時間体制で子猫達を見守ってきました。

ナタリーさんは何日も眠れない夜を過ごし、獣医さんのところに何度を足を運びました。そんな大変な毎日を過ごすナタリーさんですが、決して看護の手を止めることはありませんでした。

ナタリーさんの心の中にはいつも、親子を健康な状態に戻し、素晴らしい未来を過ごさせてあげたいという強い想いがあったのです。

保護された親子はみんな、安全な室内生活をとても気に入りました。また母猫は常に子猫達がナタリーさんにしっかりと看護されていることを知っていて、いつも幸せそうに喉を鳴らし続けているそうです。

こうして路上から保護された親子は優しい人達のおかげで、新しい人生を始めることができました。親子はこれからも優しいナタリーさんにたくさんの愛情を注がれながら、幸せな未来に向かって歩み続けることでしょう。
出典:CatRescue901lovemeow

この猫の記事を友達にシェアしよう