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母親に置き去りにされてしまった子猫。優しい女性の助けと強い意志で元気を取り戻し、幸せな未来に向かって歩み始める

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ある日、2匹の子猫が母親のいない状態で見つかりました。子猫達を発見した人達は母猫の帰りを待ちましたが、結局母猫が姿を現すことはありませんでした。子猫達はどちらも衰弱していて、養育主さんの助けを必要としていました。

子猫達はまだ幼く、小さい方の子猫は大きい方の子猫の半分ほどの大きさしかありませんでした。「『アレクサンダー』と名づけた子猫はやや低体重でしたが、平均的な子猫よりも少し小さいくらいでした。でも弟の『リアム』は僅か40gしかなく、未熟な状態で生まれました」と養育ボランティアのパトリシア・リカさんが言いました。

パトリシアさんは体温を調整するために子猫達を保育器に入れて、24時間体制で1時間ごとにミルクを飲ませながら看護を続けました。

保育器の中ではアレクサンダーが弟を守るかのように、常に弟に寄り添い続けていました。

しかし、パトリシアさんの献身的な看護にもかかわらず、リアムは生後8日で息を引き取りました。「リアムの人生はとても短いものでしたが、その強さは今でも覚えています。」

残されたアレクサンダーはまるで弟の分まで生きようとしているかのように、毎日前進し続けました。パトリシアさんはひとりになったアレクサンダーが寂しさを感じないように、抱きしめることのできるヌイグルミをたくさん用意しました。

その後も美味しいご飯とたくさんの愛情で、アレクサンダーは日に日に成長を続け、ついに目を開きました。

「アレクサンダーは確実に体重を増やしていき、健康的でポッチャリとした男の子になりました。」

パトリシアさんが哺乳瓶を持ってくると、アレクサンダーは保育器の中でご飯の準備ができるまで辛抱強く待っていました。そしてお腹がいっぱいになると、パトリシアさんにお腹を撫でてもらいながら幸せな時間を過ごしました。

「アレクサンダーはずっと私とだけ過ごしてきたため、私達の間には強い絆が生まれました。私は彼が私のことをお母さんのように見ている時がとても好きです。その姿は私の心を一瞬で溶かします。」

アレクサンダーは安全な保育器の中で順調に成長を続け、歩いたり登ったりすることができるようになりました。

アレクサンダーはまだ平均的な子猫達よりも小さいですが、パトリシアさんの声を聞くと、いつも元気いっぱいに歩み寄ってくるそうです。

「アレクサンダーはとてもフワフワした幸せな男の子で、食事の時間になると大きな声を披露してくれます。彼はとっても好奇心が旺盛で、保育器の中から私が他の子猫達の世話をしている様子をじっと見つめてきます。彼は他の子猫達と遊びたそうにしていますが、まだ少し大きさが足りません。」

そして、アレクサンダーはパトリシアさんの元で生後1ヶ月を迎えました。アレクサンダーは間もなく保育器を卒業して、猫のスキルを学ぶために広々としたベビーサークルに移動するそうです。

「衰弱した子猫を養育していると、時には悲しいことに直面することがあります。でもたくさんの幸せを感じることもあります。私はひとりでも多くの子猫がハッピーエンドを迎えられるように、これからも養育活動を続けていこうと思います」とパトリシアさんが話してくれました。

そんなパトリシアさんの元ですくすくと成長を続けているアレクサンダーは、愛らしい個性が現れ始めています。アレクサンダーの身体にはエネルギーが満ち溢れてきていて、他の子猫達と一緒に遊べる日が待ちきれないようです。

これからもアレクサンダーはパトリシアさんの愛情を全身で感じながら、素敵な未来に向かって歩み続けることでしょう。
出典:fosterkittensvegaslovemeow

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