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空腹に耐えながら食べ物を探して庭に迷い込んできた子猫。廃墟ビルから保護された猫に出会うと、毎日が幸せいっぱいに!

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今から2ヶ月半前、カナダのモントリオールに住む家族が、家の庭で大きな声で鳴いている独りぼっちの子猫の姿を発見しました。子猫のそばには母親や兄弟の姿は無く、子猫は空腹に耐えながら食べ物を探し回っていました。

子猫をそのままにしておくことができなかった家族は、地元の保護施設『シャトン・オルフラン・モントリオール』に助けを求めました。

「家族は子猫を保護すると、私達の施設まで運んできてくれました。私達は子猫を養育ボランティアさんのところに連れて行き、24時間体制で世話を始めました」と保護施設のセリーヌ・クロムさんが言いました。

『ルクス』と名づけられた子猫は非常に痩せ細っていて、慣れない環境に戸惑っていましたが、毎日たくさんのご飯を食べて確実に体重を増やしていきました。またこれまでの分を取り戻すかのように、暖かいベッドの中で長い時間眠り続けました。

ルクスは母親の愛情を強く望んでいて、ひとりになるとすぐに鳴き始めました。

その後、ルクスが離乳食を食べられるようになると、養育主さんは他の保護猫達を紹介しました。するとルクスはその中のひとりと強く結ばれたのです。

ルクスが助け出された頃、保護施設に『オスカー』という名前の2歳の猫が運ばれてきました。「オスカーは廃墟になっていたビルで発見された猫で、食べ物や避難場所を求めて近所を彷徨い歩いていました。彼は最初からとても人間慣れしていたため、もしかすると誰かに世話をされていたことがあるのかもしれません。」

体調不良で運ばれてきたオスカーは、獣医さんの元で治療を受けて、再びひとりで食事ができるようになりました。さらにオスカーは毎日前進し続け、ついに身体を完全に回復させることができたのです。

オスカーは人間のことが大好きで、困っている子猫達への大きな愛情を持っていました。

そしてついにルクスとオスカーが出会うと、まるでお互いにずっと一緒にいたかのように、一瞬のうちに強い絆で結ばれました。オスカーはルクスを優しく招き入れて、愛情いっぱいに抱きしめ始めました。

オスカーはすぐにルクスの親の役割を引き受けました。オスカーはルクスを丁寧に毛づくろいして、ルクスに決してひとりではないことを伝えました。

オスカーはルクスと一緒の時間を過ごしながら、ルクスが家の中でも自信を持って行動できるように導きました。ルクスはオスカーの後について歩き、キャットツリーを登る方法を理解し、人間の注意を引く方法を学びました。

「現在生後4ヶ月のルクスと3歳のオスカーは非常に上手くやっています。今のふたりは完全に切り離すことができないため、私達はふたりを一緒に迎えてくれる里親さんを見つけることを誓いました」とセリーヌさんが話してくれました。

お互いに厳しい野外での生活から助け出されたふたりでしたが、今は安全な家の中で何不自由ない生活を送っています。ふたりはいつも近くで過ごしていて、一緒に遊んだり眠ったりしながら、充実した日々を過ごしているのです。

きっとふたりは生涯の家に行ってからも、お互いに愛情を注ぎ会いながら、幸せいっぱいの毎日を送っていくことでしょう(*´ω`*)
出典:Rescuechatonsmontreallovemeow

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