人生に、もふもふを。

桃の触り心地に完全に心を奪われた猫さん。毎年、桃の季節を迎えると、一日中桃に寄り添いながら最高の幸せを感じる♡

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今の季節、地元のスーパーや道の駅などでは美味しそうな夏の果物がたくさん並んでいます。そんな美味しい季節を楽しみにしているのは人間だけではないようです。

今回紹介する猫の『オジー』は誰もが驚くほどの桃好きの猫です。でもオジーは決して桃を食べたいと思っているわけではありません。オジーは細かい毛で覆われた甘くて美味しい桃に、食べること以外の喜びを見つけたのです。

「オジーは桃を見ると幸せそうに鼻を擦りつけたり、昼寝のための枕にしたり、じっと見つめたりしています」と飼い主のリディア・クトーレさんが言いました。

オジーはこの家に来て以来ずっと、そのちょっと変わった趣味で、リディアさんと娘のローレインさんを喜ばせているそうです。

「オジーが最初にこの家に来たのは桃のシーズンでした。彼はテーブルの上に桃を見つけると、すぐに身体を擦りつけ始めました。きっと彼は桃の表面の感じが好きなのだと思います。」

リディアさんは家に桃を持ち帰ると、いつも新聞紙の上に置いて、食べ頃になるのを待ちます。そして、その食べ頃になるまでの期間が、桃に目のないオジーにとっては最大のチャンスです。オジーは待ってましたとばかりに桃に近づいて、嬉しそうに寄り添い始めるのです。

そのため、もし桃にオジーの毛をつけたくない場合は、必死になって守る必要があるそうです(*´ー`)

「お母さんはオジーから桃を守るために、地下室に桃を運び込みました。でもオジーはやっぱり桃を見つけ出したようで、綺麗に並んでいた桃の列にちょうど猫くらいの大きさの隙間ができていました」とローレインさんが言いました。

オジーは数年前に引き取られて以来、ずっとこの家で暮らしています。ローレインさんと母親のリディアさんは、保護施設『ハーバー・ヒューマン・ソサエティ』でボランティアをしていた時に初めてオジーに会いました。最初はオジーのことを家族に迎えようとは考えていませんでしたが、ある瞬間にローレインさんがオジーを手放せなくなってしまったのです。

「オジーと最初に出会ったのは保護施設のメインロビーでした。その時の彼の名前はブレイズでした。私は彼の愛らしい姿に釘付けになり、目をそらすことができなくなりました。」

「私がボランティアを卒業する時にオジーに会いに行くと、彼は腕の中に入ってきて私のことを強く抱きしめました。私はその瞬間、彼を手放せなくなりました。その後、お母さんに彼のことを話すと、彼を引き取ることを許してくれました。」

オジーは遊び好きの猫ですが、やっぱりどんな遊びよりも丸い果実が大好きです。ちなみに丸い果実でも、柑橘系のものには正反対の反応を示すそうです。

「オジーはオレンジを憎んでいます。彼がその匂いを嗅ぐと、顔をしかめて逃げ出します。またオジーは桃以外の果物を抱くことはありません。」

オジーの桃への愛情は、家族の中で夏の風物詩になっています。毎年、家族は全員で『オジーと桃の写真』を楽しむために、家族のグループチャットでオジーの写真を共有しているそうです♪

またリディアさんがオジーの姿を多くの人達に楽しんでもらおうと、SNSに写真を投稿しました。すると瞬く間に多くのファンがついたそうです。

こうしていつの間にかみんなの人気者になったオジーですが、本人はそのことを全く気にしていません。それよりもオジーは『桃のシーズンがいつまで続くか』に大きな関心があるのです♪

「多くの人達がオジーのことを好きになってくれて、とても嬉しく思っています。私達は彼の趣味に付き合うために、桃のシーズンが終わっても、彼のために桃を買ってこようと思います」とリディアさんが話してくれました(*´ω`*)
出典:ozzyanddarcythedodo

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