人生に、もふもふを。

可愛い口髭のある迷子の子猫。保護先で同じような口髭を持った先住猫に出会うと、まるで親子のように仲良しに (*´ω`*)♡

0

ある日、トルコのイスタンブールに住むアーセンさんが、路上で1匹の子猫の姿を見つけました。子猫は非常にお腹を空かせていて、誰も子猫のことを自分の猫だと言う人はいませんでした。

独りぼっちの子猫をその場に残して行くことができなかったアーセンさんは、子猫を抱え上げると、自宅へと連れて帰りました。保護された子猫はまだ幼く、母親の愛情が必要でした。

ちょうどこの時、アーセンさんの家にはミルクを出すことのできる母猫が保護されていました。母猫は2ヶ月前に病気になっていたところをアーセンさんに助け出され、その後4匹の子猫達を出産しました。「私は母猫を健康な状態に戻し、子育てを一緒に手伝いました」とアーセンさんが言いました。

アーセンさんは子育て中の母猫が、路上で保護した子猫を受け入れてくれることを強く望みました。

そして嬉しいことに母猫は、アーセンさんが望んでいた通りの行動を起こしました。母猫は子猫を見るとすぐに抱き寄せて、愛情いっぱいにミルクを飲ませ始めたのです。その姿を見たアーセンさんはホッと胸を撫で下ろしました。

アーセンさんはこの時、5匹の子猫達が十分に成長したら、母猫と子猫達全員を里子に出す計画を立てていました。

アーセンさんの家には元々2匹の先住猫が住んでいて、そのうちの1匹は『ジクリ』という名前の黒白の猫でした。

ジクリはとても優しい猫で、特に困っている子猫に大きな愛情を持っていました。そのためアーセンさんが子猫を連れて来るたびに温かく迎え入れて、毎回たくさんの愛情を注いでいました。

そんな愛情深いジクリが保護した子猫に出会いました。するとジクリは子猫の匂いを数回嗅いだ後、顔と耳を毛づくろいして、まるで我が子のように世話を始めたのです。

「ジクリは全ての子猫達の代理のお父さんです。路上で見つかった全ての子猫達が彼に寄り添って、彼の腕の中で眠りにつきます。」

アーセンさんは子猫に『ジクリエ』と名付けました。ジクリはジクリエのことを優しく毛づくろいして、一緒に遊んで、一緒に眠りにつきました。ジクリは常にジクリエが必要としていることを知っていて、ジクリエの日々の成長をとても誇りに思っていました。

そんな仲良しなふたりの姿を見て、最初は他の子猫達と一緒にジクリエを里子に出そうと計画していたアーセンさんの考えが変わりました。アーセンさんはジクリエを正式に家族の一員として迎えて、ずっと一緒に暮らしていくことに決めたのです。

こうして独りぼっちで保護されたジクリエは、大好きなジクリと一緒に暮らせることになりました。まるで本当の親子のような姿のふたりは、これからもお互いに愛情を注ぎ合いながら、幸せいっぱいの毎日を送っていくことでしょう(*´ω`*)
出典:zikrettinnlovemeow

この猫の記事を友達にシェアしよう