人生に、もふもふを。

保護施設から三毛の子猫を引き取ることに決めた女性。でも子猫の親友を残していくことができなくて一緒に家族に迎える!

0

ある日、カリフォルニアのコマースの街で、独りぼっちの三毛の子猫が発見されました。近くの住人に保護された子猫は、地元の保護施設『フレンズ・フォー・ライフ・レスキューネットワーク』へと連れて来られました。

保護施設で『ナオミ』と名づけられた子猫は、全身がノミに覆われていました。すぐに身体を洗って、お腹を膨らませたナオミは、エネルギーに満ちたイタズラ好きの子猫になりました。

「ナオミはとってもヤンチャで手に負えない時があります。彼女は社会化のために、同じくらいの年齢の友達を必要としていました」と保護施設のジャクリーン・デアモルさんが言いました。

そして数日後、ジャクリーンさんはナオミにピッタリの子猫を路上から保護しました。子猫はジャクリーンさんによって『スシ』と名づけられました。

「私はナオミとスシが最高のペアになるだろうと感じました。スシは甘くて穏やかで優しくて、いつも喉をゴロゴロと鳴らしています。彼女はその性格でナオミの激しさを鎮めてくれるだろうと思いました。」

そして子猫達の体調が回復し、お互いに会う準備が整うと、ジャクリーンさんはさっそく子猫達を会わせてみました。すると子猫達はずっと一緒にいたかのように、一瞬でお互いを受け入れて、幸せそうに寄り添い始めたのです。

それと同じ頃、ロザンゼルスに住むビッキー・アリアスさんが、家族に迎える子猫を探していました。そしてInstagramでナオミの写真を見つけた時に目が釘付けになりました。まさにナオミはビッキーさんがイメージしていた通りの子猫だったのです。

「私は保護施設にナオミを育てたいことを伝え、家族に迎えるにはどうすれば良いかを尋ねました。そして私はスタッフから、ナオミには姉妹のように仲良しな子猫がいることを聞きました」とビッキーさんが言いました。

ビッキーさんはスタッフの話を聞いて、子猫達がお互いのことをとても必要としていて、自分が子猫達を一緒に引き取らなければならないと強く感じました。

「私が初めてふたりに会った時、ふたりはすぐに私の足に登ってきました。そして私がナオミを撫で始めると、スシが膝の上で丸くなって、撫でて欲しそうにお腹を見せてきました。」

その後、ビッキーさんが子猫達の間にどれだけ深い絆が存在しているのかを理解するまでには、それほど時間はかかりませんでした。

「スシは間違いなくお姉さんとしての役割を果たしていて、ナオミが強く噛み過ぎたり、強く引っ掻き過ぎたりしないように教えていました。ナオミはいつもスシお姉さんの後をついて歩き、常にお姉さんのマネをしようとしていました。」

スシは常にナオミのことを気にかけていて、ナオミのことを視界の外に出そうとはしませんでした。

「スシはとても賢く、全てのことを素早く理解し、何でもすぐにできるようになります。ナオミはそんなスシお姉さんをしっかりと観察して、自分もお姉さんのようになろうと一生懸命に努力しています。」

また、スシはナオミの心を落ち着かせる存在でもあります。スシは常にナオミのことを見守り、昼寝をする時はいつもナオミのことを抱きしめているそうです。

「ふたりは家に来てすぐに愛らしい姿を見せてくれました。ふたりはお互いに追いかけ合い、オモチャで遊び、幸せそうに毛づくろいをしています。ふたりはいつもピッタリと寄り添いながら、毎日一緒に成長を続けています」とビッキーさんが嬉しそうに話してくれました。

こうしてナオミを家族に迎えようとしたビッキーさんは、スシも一緒に家族の一員として迎えました。同じ屋根の下で暮らし始めた子猫達は、優しいビッキーさんのことをいつも笑顔にしながら、家の中にたくさんの幸せを運び続けているのです(*´ω`*)
出典:naomiandsushilovemeow

この猫の記事を友達にシェアしよう