3年前、リアさんが愛犬の『オピー』を散歩させていると、突然オピーが何かを発見し、リアさんを強く引っ張り始めました。
「オピーは家の裏で子猫を見つけました。子猫は全く動かなかったため、私は死んでいると思いました。しかし、オピーは子猫のそばから離れようとしませんでした」とリアさんが言いました。
リアさんは子猫を慎重に抱えました。するとオピーが子猫を隅々まで調べ始め、子猫が生きていることを確認したのです。
「私は子猫を自宅に連れ帰った後、お風呂で全身をキレイにし、獣医さんのところへと連れて行きました。幸いなことに病院から帰宅する頃には、子猫の体調は随分と良くなっていました。」
帰宅したリアさんは子猫のために箱でベッドを作りました。子猫はとても体力を消耗していたようで、その日の夜は1度も目を覚ますことなく眠り続けたそうです。
リアさんは保護した子猫に『ロスコー』と名づけ、24時間の世話を始めました。また、愛犬のオピーはいつもロスコーのことを気にかけていて、リアさんと一緒に子守りをしてくれたそうです。
そして10日後、ロスコーはついに目を開きました。ロスコーはこの時初めて、助けてくれたオピーとリアさんの姿を見ることができたのです。
「ロスコーはミルクの後でオピーに抱きしめられるのが大好きです。オピーもロスコーといるのが大好きで、いつもロスコーを自分のベッドに連れて行き、幸せそうに一緒に昼寝を始めます。」
どうやらオピーはロスコーのことを自分の息子のように思っているようです♪
小さかったロスコーは日に日に大きく、強くなっていきました。
ロスコーは家の中でたくさんの友達を作りました。
でもやっぱりロスコーが一番好きなのは、ずっとそばにいてくれるオピーなのです。ふたりはいつも一緒に寄り添いながら、楽しい時間を過ごしています。
ふたりはお互いのことを最高の家族だと思っているのです(*´ェ`*)
そして保護から3年が過ぎました。すっかり大人になったロスコーですが、オピーへの気持ちは今でも全く変わっていないそうです♪
こうしてオピーに助けられたロスコーは、たくさんの愛情を注がれて大きく成長することができました。これからもふたりはピッタリと寄り添いながら、いつまでも幸せな時間を過ごしていくことでしょう♪
出典:Lia Spilka/lovemeow