ある日、男性が家の近くを歩いていると、1匹の迷子の子猫に出会いました。男性は猫アレルギーでしたが、子猫を助けることをためらいませんでした。男性は子猫を保護すると、知り合いのトリマーのケーニャさんの元へと連れて行きました。
ケーニャさんはすぐに店の中に子猫のための場所を用意して、地元の保護施設に連絡をし、飼い猫を逃してしまった人がいないかを聞きました。さらに保護現場に何度も足を運び、子猫を探している人がいないかを確認しましたが、結局子猫を探している人には出会いませんでした。
「子猫にはマイクロチップが無かったため、その日の夜に自宅へと連れて帰りました」とケーニャさんは言いました。
ケーニャさんの最初の計画では、子猫を夜の間だけ世話をして、次の日には保護施設に連れて行こうと考えていました。しかし、子猫が腕の中で鼻を擦りつけてくると、その考えはすぐに変わったのです。
さらに愛犬の『エドワード』が子猫に恋をして、くっついたまま離れなくなりました。「ふたりはまるで長い間会えなかった兄弟のような反応を示しました。」
子猫の方もすぐにエドワードのことが気に入って、家中の至るところで追いかけ始めたそうです。「ふたりはいつもお互いのそばにいたいと思っています。私は子猫を保護施設に連れて行くことができませんでした。」
それから数週間後が経っても、子猫を自分の猫だという人は現れませんでした。そこでケーニャさんと家族は子猫に『ポプシクル』と名づけて、正式に家族の一員として迎えました。
「ポプシクルは間違いなくエドワードのことをご主人だと思っています。たとえどんなにエドワードが激しく甘えてきても、ポプシクルが嫌がることはありません。」
またポプシクルは常にエドワードと一緒にいたくて、エドワードが散歩に出かけようとすると、すぐに玄関まで走ってきて、嬉しそうに散歩に参加するそうです。
「ポプシクルはとても元気で自信に満ちた男の子です。彼はいつもエドワードの散歩についてきて、自分の世界を広げています。」
またポプシクルはとても甘えん坊で、人間のハグを必要としている時は、いつも家族の肩や膝の上に登ってきて、幸せな時間を過ごし始めるそうです。
「ポプシクルはとても社交的な性格で、出会う全ての動物達と仲良くなります。私達はその姿にいつも心が温められています。」
「私達はポプシクルが我が家に来てくれたことに、心から感謝しています」とケーニャさんは嬉しそうに話してくれました。
こうして路上から保護されたポプシクルは、自分にピッタリの家に辿り着くことができました。これからもポプシクルは大好きなエドワードや家族に囲まれながら、幸せいっぱいの毎日を過ごしていくことでしょう(*´ω`*)
出典:bb_pangur_ban/lovemeow
This post was published on 2020/01/24