ある日、アラスカのウェールズでダンボールの中に入った生後3週目の6匹の子猫が見つかりました。幸い放置されてすぐに下校途中の子供達が発見し、保護施設へと連れて来られたそうです。
スタッフのミンチさんが子猫達の世話を始めると、この施設に保護されていたオス猫の『ヘンリー』が近づいてきました。そしてミンチさんを助けるかのように、子猫達の世話を始めたのです。ヘンリーは神経障害を患っていて、歩行時にはグラグラと揺れながら歩くそうです。
すっかり子猫達のお父さんになったヘンリーは、スタッフが子猫達をキャリーバッグに入れようとすると、「ボクの赤ちゃんに何するの!」と言っているように、怖い顔を向けてくるそうです。
子育て上手なヘンリーは、ミルク以外の世話を全てやってくれました。そんなヘンリーにミンチさんはとても感謝しているそうです。
こちらの動画ではヘンリーお父さんと子猫達の日常の様子を見ることができます。とっても愛情深いヘンリーお父さんの姿をぜひご覧ください。
その後、ヘンリーは保護施設を出て、新しい里親さんの元で暮らし始めました。愛情いっぱいのヘンリーは、新しい家で出会った子猫達も優しく育てているそうです(*´ω`*)
こうして子煩悩なヘンリーは、迷子の子猫達を立派に育て上げました。きっと母親の愛情を知らない子猫達も、ヘンリーお父さんのおかげでたくさんの愛情を感じたことでしょう。ヘンリーの優しさ溢れる姿に心が温まりますね♪
This post was published on 2018/02/16