病気の体で路上から保護されて、優しい人達のおかげで輝きを取り戻した猫。その愛らしい笑顔がみんなの心を温める

普段から熱心に猫のコロニーで猫達の世話をしている人が、具合の悪いキジ白猫のことを心配して、地元の保護団体『テイルズ・ハイ』に連絡をしました。

保護団体で養育ボランティアをしているケイトさんが猫の話を聞くと、ためらうことなく助けることを申し出ました。『ハービー』と名付けられた猫はケイトさんに、以前世話した保護猫の『ルパート』のことを思い出させました。ハービーとルパートはお互いに、愛らしい笑顔と愛情のこもった瞳を持っていました。

偶然にもハービーは、ケイトさんがルパートを受け入れた日のちょうど2年後に保護されました。「私はそれが何かのサインのように感じました」とケイトさんが言いました。

出典:katesfosters

ケイトさんの家に着いたハービーはとても臆病で、身の回りで起こる全ての変化に圧倒されていました。ハービーは一日のほとんどの時間を隠れて過ごし、静かに辺りを観察しながら新しい環境を少しでも理解しようとしていました。ハービーはとても恐怖を感じていましたが、ケイトさんのことをじっと見上げてきました。

ケイトさんはハービーの体調が気になっていましたが、特に口の中のことを心配していました。「ハービーは歯がほとんど残っていませんでした。」

その後、静かな環境と栄養たっぷりの食事のおかげで、ハービーは徐々にリラックスし始めました。そして小さなベッドから頭を出して、新しい景色や匂いを楽しむようになっていきました。ハービーの恐怖心は好奇心へと変わり、身の回りを探索する勇気が出てきて、さらに愛情も求めるようになりました。

そして数日後、ハービーはついに自分の殻を破ったのです。

物陰から出てきたハービーは真っ直ぐにケイトさんに歩み寄ると、優しくつついて頭を撫でるように促しました。そしてケイトさんに寄りかかって、愛情を余すことなく吸収しながらゴロゴロと喉を鳴らし始めました。

ハービーはもう隠れる必要がないことに気づくと、抱きしめられずにはいられなくなりました。

ハービーが初めてベッドでケイトさんに寄り添った時、心から満足して幸せそうに目を閉じました。「ハービーは家の中でもう1匹の保護猫の『ノナ』に会いました。ふたりはお互いの匂いを嗅ぎ合った後、一晩中私の隣で眠っていました。」

ハービーはケイトさんに擦り寄いながら、幸せいっぱいのゴロゴロ音で部屋中を満たしました。

「保護から数週間の間、ハービーは私達の獣医チームに体を診てもらいました。そのおかげで私は彼について多くのことを知ることができました。」

「家で暮らし始めてから短い期間で変わったハービーの姿を見て、私は彼が以前どこかで室内生活を送っていたのかもしれないと思いました。」

推定年齢が7〜8歳のハービーはすっかり元気を取り戻していましたが、さらに最高の状態にするために今もケアが続けられています。そんなハービーは安全な家の中で暮らせることが嬉しくて、新しい人生の一瞬一瞬を大切に過ごしているそうです。

ハービーは驚くほどの甘えん坊に変身して、いつもケイトさんのそばにいようとしています。そのためケイトさんが目覚めて一番最初に目にするものは、毎回ハービーの姿だそうです。またハービーはケイトさんが読書している時も寄り添ってきて、たまにページを押さえてくれたりしているそうです。

「ハービーは本当に優しい子です。外で雪が降っている中、彼がケイトさんと一緒に家の中にいることに大きな喜びを感じています」と保護団体のスタッフが言いました。

「これからハービーはさらに獣医さんの診察を受けて、残っている歯を治療し、里子に出る準備を整えます。里親さんの家に行くのはまだ少し先になりそうですが、きっと彼の前には素敵な家族が現れて、自分にふさわしい家を見つけることでしょう。」

「出来る限りのものを与えてくれる養育主さんに出会えたハービーは本当に幸運な猫です。彼はこれからもたくさんの愛情を吸収しながら、安全な室内生活を送っていくことでしょう」とスタッフが話してくれました。

こうして病気の体で路上から保護されたハービーは、優しい人達のおかげで新しい人生を歩み始めることができました。ハービーの幸せそうな笑顔を見ていると、自然と心が温まりますね(*´ェ`*)

This post was published on 2026/03/06