人生に、もふもふを。

野外で迷子になっていたところを保護された子猫達。膝の温もりに幸せを感じて、喉を鳴らしながら新しい毎日を歩み始める

0

今月の初め、トロント動物愛護協会は野外で発見された2匹の子猫達についての連絡を受けました。子猫達の健康状態は良好だったため、少し前まで母親に世話をされていた可能性が高いそうです。

その後、『チャンク(サバトラ)』と『コンク(キジトラ)』と名付けられた子猫達は、養育ボランティアのタニアさんの家に行って、胃の治療を始めました。

「子猫達は胃の問題を抱えていましたが、とても素直に治療を受けてくれたため、治療の効果がすぐに現れました。子猫達は定期的に治療を続け、日に日に体調を回復させていきました。子猫達は治療中も優しく、いつも愛らしい姿で甘えてきました」とタニアさんが言いました。

子猫達はタニアさんのおかげですぐに室内生活に順応しました。

コンクはチャンクよりも身体が大きく勇敢で、いつも熱心にタニアさんの気を引こうとしてきました。「コンクはまるで小さな犬のようで、寝転がりながらお腹を見せて、愛情を求めて私の腕に登ってきました。」

チャンクは保護された時はコンクよりも随分と小さな身体をしていましたが、決してコンクの後ろに隠れたりすることはありませんでした。チャンクは凍った心も一瞬で溶かすほどの甘い鳴き声の持ち主でした。

またチャンクはとっても活発で、いつも身体の大きなコンクに挑んでいきました。チャンクはタニアさんの膝の上でコンクとプロレスごっこをしながら、無邪気な姿をたくさん見せてくれました。

身体の大きなコンクは毎回、タニアさんが用意してくれたご飯を綺麗に平らげました。そしてお腹を満足させると、タニアさんの腕や手の中に収まって、フワフワのお腹を見せながら眠りに落ちていきました。

一方の身体が小さいチャンクは、コンクの大きさに追いつくことを決意して、コンクと同じくらい熱心にご飯を食べました。そして遊び疲れるとお気に入りの牛のヌイグルミの隣で横になって、小さな前足をピクピクさせながら夢の世界へと旅立っていきました。

そんな子猫達はいつも昼寝やオヤツでエネルギーを充電すると、再び全力で遊び始めました。

子猫達は成長と共に活発になって、遊び心を爆発させながら、エネルギーが切れるまで狂ったように全力で動き回っています。そして限りない熱意でオモチャに挑むと、すぐにエネルギーが切れて眠りに落ちていくのです。特にコンクは遊んでいる最中に突然ウトウトし始めることがよくありました。

そんなコンクは保護から僅か数週間でチャンクの体重を超えて、家の中の王様であることを主張し始めました。

「子猫達はお互いに優しい性格で礼儀正しく、私を引っ掻いたり、噛んだりしてはいけないことを知っています。また子猫達は時々小さなスプーンでご飯を食べさせてもらうのが好きなようです」とタニアさんが話してくれました。

子猫達はタニアさんのおかげで温かい膝の上が大好きになり、いつも膝の上に登ると幸せそうに喉をゴロゴロと鳴らし始めます。子猫達は美味しいご飯でお腹を満足させながら、明るい未来に向かって歩み続けているのです。

こうして路上で迷子になっていたところを保護された子猫達は、優しい人達のおかげで幸せな毎日を手に入れることができました。子猫達はこれからも楽しい時間を過ごしながら、ふたりで一緒にすくすくと成長していくことでしょう。
出典:tania_b07lovemeow

この猫の記事を友達にシェアしよう