人生に、もふもふを。

保護先で母猫と8匹の子猫達に迎えられた独りぼっちの子猫。愛情いっぱいの親子のおかげで、子猫の運命が大きく変わる

0

ある日、『バフィー』と名付けられた灰色の子猫が、野良の母猫から生まれました。残念ながら母猫は子育てに全く興味が無かったため、バフィーには24時間体制で世話をしてくれる養育主さんが必要でした。

そんなバフィーの話を聞いた保護団体『レスキュー・ライト』の養育ボランティアのコートニーさんは、バフィーの養育をすぐに引き受けました。そんな優しいコートニーさんのおかげで、バフィーは生死の境から蘇り、少しずつ元気を取り戻していったのです。

バフィーがコートニーさんの家に来る数週間前に、『ローラ』という名前の妊娠中の保護猫がコートニーさんの家にやって来ました。ローラは出産が間近に迫っていて、生まれてくる子猫達のための安全な場所を必要としていました。

そして家に来てから1週間後、ローラは8匹の子猫達を出産して、周りの人達のことを驚かせました。ローラはすぐに子育てを始め、お腹を空かせた子猫達にしっかりとミルクを飲ませ、子猫達の全ての要求に応えました。

またローラは常に子猫達を清潔に保ち、細心の注意を払いながら出来る限りの愛情を注ぎ続けていました。ローラは最初から素晴らしいお母さんで、8匹の子猫達にどれだけもみくちゃにされても気にすることはありませんでした。

そんな親子の様子を確認しながら、コートニーさんと彼女のボーイフレンドは1つのチームになって、独りぼっちのバフィーの世話を続けました。

その後、バフィーの準備が整うと、コートニーさんはバフィーをローラに紹介することに決めました。コートニーさんはローラが独りぼっちのバフィーを受け入れてくれることを強く望んでいました。

「ふたりが初めて会った時、ローラはすぐにバフィーのことを迎え入れて、完全にバフィーのお母さんになりました。その姿を見て、私はバフィーはもう大丈夫だと感じました。」

また8匹の子猫達もためらうことなくバフィーのことを受け入れました。子猫達とバフィーはまるで今までずっと一緒にいたかのように、すぐに遊び始めて、猫団子状態になったそうです。

コートニーさん達はバフィーがローラの母乳に移行した後も、バフィーへの栄養補給を続けました。「バフィーは次第に離乳食を食べられるようになっていき、水も飲めるようになっていきました。」

バフィーは他の子猫達と常に一緒に過ごしていて、みんなと一緒に転がったり、一緒に眠りについたりしています。さらにバフィーと子猫達は一緒に離乳食の食べ方を学んで、猫のスキルをお互いに磨き合っているそうです。

子猫のうちのひとりが温かい膝の上に登ると、残りの子猫達もすぐに後に続きます。もちろんバフィーもそれに参加して、みんなと一緒にイタズラをしたり、飛び跳ねたりしながら毎日を楽しんでいるそうです。

そして心ゆくまで遊んだ後は、たくさんの兄弟に囲まれながら、フワフワの塊の真ん中で幸せそうに眠りに落ちていくのです。

「バフィーは高いところに登ったり、私の膝の上に登るのが大好きです。でもバフィーが一番好きなのはやっぱり兄弟に寄り添うことで、いつも幸せそうな姿を見せてくれています」とコートニーさんが嬉しそうに話してくれました。

こうして独りぼっちだったバフィーは、コートニーさん達の愛情で命をつなぐことができました。そしてローラや子猫達のおかげで幸せな毎日を送ることができるようになったのです。

バフィーはもう独りぼっちではありません。バフィーはこれからも温かい愛情に包まれながら、みんなと一緒にすくすくと成長していくことでしょう。
出典:we_foster_kittenslovemeow

この猫の記事を友達にシェアしよう