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やせ細った状態で保護されたアライグマの子供。再び野生に戻れたのは、気難しい老猫のおかげでした (7枚)

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老猫の『ジジ』はヘンリーさんの家の納屋で暮していた猫です。ジジは同居猫達との相性が悪く、いつもケンカを仕掛けていたため、納屋で暮すことになったのです。どうやらジジも納屋での暮らしの方が気に入っているようです。

ある暑い日のこと、ヘンリーさんが車を走らせていると、道路脇にやせ細ったアライグマの子供を見つけました。可哀想に思ったヘンリーさんはアライグマを保護することにしたのです。

アライグマを保護

しかし、野生動物は動物病院では診てくれません。また、野生動物保護センターなども近くになかったため、ヘンリーさんはアライグマを自宅に連れて帰り、ご飯を食べさせてあげたのです。

ヘンリーさんはアライグマに『ウィンストン』と名づけ、家族全員で世話をしました。そのおかげでウィンストンは、徐々に元気を取り戻していったのです。

猫に懐くアライグマ

そしてヘンリーさんは、元気になったウィンストンを野生に順応させることにしました。そのためにジジと一緒に行動させることを思いついたのです。ジジは納屋や野外を自由に行き来していたため、ジジと一緒にいれば徐々に野生に慣れていくかもしれないと考えたのです。

ただ、一つだけ心配なことがありました。それは、ジジが他の猫を受け入れようとしない性格だったため、ウィンストンとも仲良くならないのではないかと心配したのです。

ヘンリーさんがジジにウィンストンを会わせてみると、早速ウィンストンに3発ほど猫パンチを繰り出しました。しかし、ウィンストンへの攻撃はそれだけでした。ウィンストンが敵ではないと悟ったジジは、ウィンストンを受け入れたのです。

猫とアライグマ

その日以来、ジジとウィンストンは親子のような関係になりました。ヘンリーさんが窓の外を見ると、いつもふたりは植木鉢で昼寝をしたり、レスリングをしたり、家の周りを探索したりしていたのです。

猫と一緒のアライグマ

そうしているうちに、ウィンストンは少しずつ遠くの方まで出かけることが多くなり、最後には野生での暮しに戻ることができたのです。

お話しする猫とアライグマ

老猫だったジジは、ウィンストンを送り出してから少しすると、老衰のためこの世を去りました。

猫に乗るアライグマ

しかしウィンストンは、ジジがいなくなった今でも、ジジに会うために月に1度くらいの頻度でヘンリーさんの家を訪れるそうです。

ヘンリーさんが窓の外を見ていると、ウィンストンと新しく家族に迎えた猫が寄り添っている姿を時々見かけるそうです。その姿は、ウィンストンとジジがいっしょに遊んでいた頃の姿と重なるそうです。

いっしょの猫とアライグマ

きっとウィンストンはいつまでも、ジジと過ごした時間を忘れることはないことでしょう。そして、これから先もジジとの思い出がたくさん詰まったこの場所へ、通い続けることでしょう。

出典:HALEY WILLIAMS

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