嵐の中で溺れそうな猫を発見! 間一髪で助け出され、飼い主さんの元へと無事に帰る! (7枚)

3月22日、オーストラリアを襲った暴風雨による影響で、シドニーにある数千戸の家が停電の被害を受けました。そんな嵐の中、マットさんとカイリーさんは、子供達と一緒に車で避難していました。そして、マットさん達が交差点に差し掛かった時、水の中で懸命にもがく動物を発見したのです。

よく見るとそれが猫だと分かりました!

マットさんはすぐに車から飛び出すと、猫の救出に向かいました。

そして、マットさんが猫を救い出すと、車へと引き返して来たのです。「猫は恐怖の中で助けを求めていました。私達の到着が2〜3分遅かったら、猫は流されていたでしょう」とカイリーさんは言いました。

救出の様子はこちら。(動画)

Kylie Rowさんの投稿 2017年3月21日

マットさん達はすぐに猫を獣医さんの元へと連れて行きました。無事に動物病院に着いた猫でしたが、低体温のため、とても危険な状態だったそうです。

猫は病院のスタッフに抱きかかえられると、獣医さんの診察が終わるまで、ずっとスタッフの腕にしがみついていたそうです。

スタッフ達は猫の体温を正常に戻すために、暖かい毛布を持って来ました。さらに身体を保温するために、小さなセーターを着せてあげたのです。

身体が温められた猫は、次第に震えが収まっていきました。そして、完全に震えが止まると、嬉しそうな表情を見せてくれるようになったのです。

猫はスタッフ達にすり寄って、感謝の気持ちを伝えて来ました。その姿がとっても可愛くて、スタッフ全員が心を奪われたそうです。

その後、マイクロチップが見つかり、猫の飼い主さんが分かりました。すぐにスタッフが連絡を取ると、飼い主さんは受話器の向こう側で大喜びしていたそうです。

こうしてマットさんの素早い行動で、猫の命が助かり、無事に家族の元へ帰ることができました。きっと助けてもらった猫も、愛情深いマットさん達に心から感謝していることでしょう。

出典:facebook.com

This post was published on 2017/03/25