昨年の夏、保護された母猫と7匹の子猫達が新しい人生のチャンスを求めて、保護施設『クレイブン・パムリコ・アニマル・サービシーズ』に運ばれてきました。
子猫の養育ブログラムを管理しているミシェルさんは、すぐに猫の親子のために養育主さんを手配しました。親子はみんな胃腸の不調と闘っていました。その後、治療によって母猫と5匹の子猫達は回復し始めましたが、小さな2匹の子猫は成長できないままでいました。
2匹は生後5週間でしたが、体の大きさは生後2週間の子猫ほどしかありませんでした。子猫達に特別なケアが必要だと感じたミシェルさんは、2匹を引き取って看病を続けました。
そのおかげでキジ白子猫は命をつなぐことができましたが、悲しいことに妹は息を引き取りました。その後、生き残った子猫は『ベッドヘッド』と名付けられました。
ベッドヘッドは信じられないほど体が小さかったにもかかわらず、生きようとする強い意志を持っていました。
「それから1週間でベッドヘッドは固形食が食べられるようになりました」とミシェルさんが言いました。
ベッドヘッドは数回の投薬治療によって、少しずつ胃腸の問題が改善し始めました。日を追うごとに体重と体力が増してきたベッドヘッドでしたが、ようやく回復の兆しが見えたと思った矢先、新たな試練が目の前に立ちはだかりました。
ベッドヘッドは『白癬(はくせん。カビによる感染症)』を発症し、数週間にわたる薬浴と内服薬による治療が必要になりました。「ベッドヘッドは病気が原因で、一晩でほとんどの毛を失いました。」
その後、治療を続けたベッドヘッドは、少しずつ毛を回復させていきました。そして元気を取り戻したベッドヘッドは、声が出せるようになって、お喋りで好奇心旺盛な子猫に変わりました。
「ベッドヘッドは6週間、白癬の治療を続けました。体が回復した彼女は着実に成長し始め、体重も増えました。その姿を見た私は、もう彼女は大丈夫だと確信しました。」
ベッドヘッドは完全に回復した後も小柄なままでした。ベッドヘッドは自分と同じ年齢で体重が2倍の保護猫達と一緒に過ごし始めました。
かつては兄弟の中で一番弱かったベッドヘッドでしたが、今は元気いっぱいで、柔らかくてツヤのある毛に覆われています。ベッドヘッドは出会う猫達全てと仲良くなって、いつも自信に満ち溢れているそうです。
そんな中、ベッドヘッドは自分と同じ保護猫の『クレイシア』と仲良くなって、オモチャを共有したり、猫のルールを教えたりするようになりました。ベッドヘッドはグレイシアよりも2ヶ月年上ですが、2匹はほぼ同じ大きさだそうです。
ベッドヘッドは生後5ヶ月になり、美しくて若い猫に成長しました。またベッドヘッドのシッポはフサフサになって、いつも人の目を惹きつけているそうです。
そんなベッドヘッドはついに里子に出る準備を整えました。ミシェルさんはベッドヘッドをいつまでも大切にしてくれて、たくさん甘やかしてくれる家族を見つける決意をしました。
そして1月下旬のこと、エミリーという名前の女性が別の猫に会うために保護施設を訪れましたが、ベッドヘッドに会った瞬間に心が大きく動きました。
「エミリーさんはベッドヘッドを一目見た瞬間に夢中になりました。私は急がずにベッドヘッドの家族を探そうと考えていましたが、すぐにピッタリの家族に出会うことができました。」
その後、施設を旅立ったベッドヘッドはすぐに新しい家の環境に馴染んで、家族の腕に抱かれながら幸せそうに喉を鳴らし始めました。「ベッドヘッドの生涯の家族は、彼女のことを心から愛しています。今の彼女には『スノー』という名前の姉猫と、彼女を抱きしめたり寄り添ったりすることが大好きな人間の兄弟がいます。」
保護から数ヶ月にわたる献身的なケアの末、ベッドヘッドは非常に小さな体の子猫から、とっても幸せなフワフワの猫へと生まれ変わりました。
ベッドヘッドの体はまだ小さいかもしれませんが、心の強さや回復力は並外れたものを持っているのです。
こうしてミシェルさん達の力を借りて新しい人生を歩み始めたベッドヘッドは、無事に生涯の家に辿り着くことができました。これからもベッドヘッドはたくさんの愛情を感じながら、いつまでも幸せいっぱいの毎日を送っていくことでしょう。
This post was published on 2026/02/26