ある日、動物保護団体『スパークル・キャット・レスキュー』の元に1本の電話が入りました。ショッピングセンターの排水溝に子猫が落ちていて、助け出すことができないと言うのです。さっそく現場に駆けつけた保護団体のスタッフは、大雨で増水した排水溝の中に幼い子猫の姿を見つけました。
スタッフは排水溝の蓋を外して、何とか子猫を助け出すことに成功しました。そして、スタッフは母猫がまだ近くにいるかもしれないと思い、排水溝の周辺を探し始めると、茂みの中に母猫と4匹の兄弟を見つけたのです。
スタッフは親子に新しい家を見つけるために、捕獲器を使って保護することにしました。そして、捕獲器の設置から3時間後の午後8時、母猫と2匹の子猫を捕まえることに成功したのです。
しかし、残る2匹の子猫はなかなか捕まえることができませんでした。そこでスタッフの1人は保護した親子を保護施設に連れて帰り、先に世話を始めることにしたのです。
現場にはスタッフのクリスティーナさんが残りましたが、子猫が捕獲器に入る気配がなかったため、その日は自宅に帰ることにしました。雨の降る中、クリスティーナさんは子猫達の無事を祈りながら、その場を後にしたそうです。
翌日、クリスティーンさんは朝早く家を出て保護活動を再開しました。現場に着いたクリスティーンさんは、1時間かけて少しずつ子猫達の警戒心を解いていきました。そして最後は鶏肉の助けを借りて、子猫達を捕獲器に誘導することに成功したのです!
クリスティーナさんは保護した子猫達を連れて施設へと急ぎました。そして、ついに親子は再会を果たしたのです!
保護された子猫達はすぐに新しい環境にも慣れ、スタッフを受け入れました。子猫達は早速、愛らしい姿をたくさん見せてくれるようになったそうです。
その後、獣医さんに診てもらい、施設で世話をされた子猫達は、里親さんのところへ行く準備が整いました。幸いすぐに新しい家を見つけることができた親子は、それぞれの里親さんの元へと旅立っていったそうです。
こうして排水溝に落ちた子猫は助け出され、母猫や兄弟達も温かい家を手に入れることができました。新しい家では優しい里親さんにいっぱい甘えて、幸せな毎日を送っていって欲しいですね(*´ェ`*)
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