ある日、コナー・マニングさんが家に向かっていると、1匹の猫が姿を現しました。コナーさんはその猫がとても汚れていて、ノミがたくさんついていて、非常に痩せ細っていたため家のない猫だと分かりました。
一方の猫はコナーさんの姿を見つけると、真っ直ぐに向かっていって膝の上に飛び乗りました。そしてそのまま膝の上から降りることを拒否したのです。
「それから5分後に私は再び家に向かって歩き始めました。すると猫はひとりになりたくなかったようで、私の後を追ってきました」とコナーさんが言いました。
「私が再びかがむと猫が寄り添ってきました。それから自宅に着くまでの間、私と猫は同じことを繰り返しました。」
コナーさんと一緒に家に着いた猫は、そのまま家の中を探索し始めました。
でも猫は初めての環境に少し緊張したようで、家の中で過ごすことを諦めて、代わりに庭のポーチでくつろぎ始めました。コナーさんはそれからしばらく愛らしい猫の姿をSNSに投稿して、喜びの気持ちをみんなに共有しました。
コナーさんは猫に『ソックス』と名付けました。そして猫に詳しい友人の家に行って、ソックスのためにベッドと水を持ち帰りました。
でもコナーさんが家に着いた時、ソックスの姿はもうそこにはありませんでした。
しかし、それから約1時間後、コナーさんは家の外から聞こえてくる大きな音に気づきました。「私は玄関から猫の鳴き声のようなものが聞こえてきたため様子を見に行きました。するとそこにはソックスの姿がありました！」
まだ少し緊張していたソックスでしたが、どうやら自分のご主人にコナーさんを選んだようでした。ソックスは再び家の中に入ると、コナーさんと出会った時と同じように、コナーさんの膝の上から離れることを拒否したのです。
ソックスはすぐにコナーさんの家の中で落ち着きました。ソックスは安全な場所に辿り着けたことをとても嬉しく思っていました。
こうしてソックスはコナーさんと一緒に暮らす準備を整えましたが、コナーさんの方に1つだけ大きな問題がありました。
「実は私は重度の猫アレルギーです。私がまだ小さかった頃、引き取った猫を動物病院から連れて帰る途中で、気管支収縮の症状が出ました。そのためとても辛いことですが、私はソックスの新しい里親さんを探すことに決めました。」
コナーさんはその後、ソックスを引き取ってくれる人を探し始めました。
しかし、ソックスの方はそれを拒否しました。ソックスはもう既にこの家を自宅として選んでいて、絶対にここに住むことを決めていたのです。そんなソックスの姿を見ているうちに、コナーさんは猫アレルギーを持っているにもかかわらず、ソックスを手放すことができなくなってしまいました。
「私はソックスのことが大好きです。私はアレルギーの薬を飲み始めてから数日後にとても気分が良くなりました。そのためソックスは今も私の家で暮らしています！」
コナーさんはソックスとの生活に必要なものを全て準備して、ソックスを正式に家族の一員として迎え入れました。
そして現在、ソックスがコナーさんの家に来てから随分と経ちますが、相変わらずソックスはコナーさんの膝の上で幸せを感じているそうです。
「ソックスはいつも玄関ドアが開くと少し怖がりますが、それは再び野良の生活に戻ることを恐れているからです。」
でもソックスが再び元の生活に戻ることはありません。それはコナーさんが絶対にソックスのことを手放すことがないからです(*´ｪ｀*)
「ソックスは私の小さな恋人です。彼女は新しい人達に会うのが好きで、いつもエネルギーに満ち溢れています。最初はノミで覆われ、驚くほど痩せ細っていましたが、彼女の元気な姿を見ることができて心から幸せを感じています！」とコナーさんが嬉しそうに話してくれました(*´ｪ｀*)
This post was published on 2025/01/19