ある暑い日のこと、ジョン・ニーナバーさんが愛犬と一緒に近所を散歩していると、幼い迷子の子猫が駆け寄ってきて、愛犬の後ろを一生懸命についてきました。
「私は夫と一緒にオハイオ州のクリーブランドに住んでいるのですが、この地域にはたくさんの野良猫達が暮らしています。その日、私達は愛犬と一緒に散歩をしていたのですが、途中から野良の子猫が散歩に参加してきました」とジョンさんの妻のレスリーさんが言いました。
「子猫はフェンスの隙間から顔を突き出して、私達のところに駆け寄ってきました。子猫は全く逃げようとしなかったため、既に私達の家に来る決心がついているのだろうと感じました。」
子猫が道路の端までついてきた時、レスリーさんは子猫を保護することに決めました。
愛犬の後ろをついてくる子猫の様子はこちら。
夫婦は保護した子猫に『ピノ』と名付けました。
「私達がピノを家に連れて帰った時、彼の身体は汚れていて、とてもお腹を空かせていました。私達はすぐに全身を綺麗に洗って、ご飯を食べさせました。」
夫婦の家には既に3匹の猫と1匹の犬が暮らしていたため、レスリーさんは妹のサラさんにピノを引き取ってもらおうと考えました。サラさんはとても猫好きだったため、大切に育ててくれるだろうと思ったのです。そして翌日、サラさんがピノを迎えにきました。
「ピノとは1日しか一緒にいませんでしたが、彼を手放すのはとても辛いことでした。彼は生きるために私達のことを必死に追いかけてきた勇敢な子猫で、私が今まで出会った中で一番可愛い子猫でした。私は彼の成長をずっと見ていたかったため、妹が引き取ってくれたことにとても感謝しています。」
一方、ピノを引き取ったサラさんも、ピノに一瞬で恋をしました。サラさんはピノを動物病院に連れて行って、ピノを元気な状態に戻しました。
「ピノはさっそく家の中でたくさんのイタズラを始めました。好奇心旺盛なピノの趣味は、家の窓から鳥の姿を観察することです。」
ピノは家族に愛らしい姿をたくさん見せてくれました。特にピノは箱に入るのが大好きで、子猫用のベッドが必要ないほどでした♪
そして、1年後。
ピノはすっかり大人の猫へと成長しました! もちろんピノは今でも窓の外を眺めるのが大好きです。
ピノは思わず触りたくなるほどのモフモフの塊になりました♪
「獣医さんのところに行った時、ピノにメインクーンの血が混ざっているようだと言われました。彼は今も野生的な部分を持っていて、時々廊下の曲がり角に隠れて、飛びかかる準備をしています。」
ピノはとても好奇心が旺盛で、賢い猫に育ちました。時々キッチンの戸棚を器用に開けて、中のものを調査しているそうです。
あの日、手の平サイズで保護されたピノは、たくさんの愛情でこんなに大きく成長しました。ピノの一生懸命な行動がレスリーさんの心を動かし、生涯の家を見つけることができたのです。
すっかりモフモフになったピノは、これからも家の中の王様として、幸せな毎日を送っていくことでしょう(*´ω`*)
出典:ClevelandKitty/catsofohiocity/lovemeow
This post was published on 2024/07/14