大学生のデイビットさんとサラさんとリリーさんが、ニュージーランドのロワーハットにあるハット川を訪れた時のこと。3人が河原で石を拾っていると、川の中に幼い子猫の姿を発見しました。子猫はこれ以上流されないように、必死に岩にしがみついていました。
その姿を見たデイビッドさんはすぐに川に飛び込んで、子猫を無事に救出しました。そして、川岸で待っていたサラさんとリリーさんが子猫を受け取ると、すぐにタオルで包み込みました。
その後、3人は地元の保護施設『Kitten Inn』を目指して歩き始めました。
「彼らは子猫を助けるために川に飛び込んだだけでなく、4kmほど歩いて私達の施設までやって来ました。そして、私が玄関のドアを開けると、『この子を助けてください』と伝えてきました」と保護施設のスタッフが言いました。
子猫はその後、安全で暖かい施設の中でたくさんのご飯を食べて、幸せそうに眠り始めました。少し前まで川の中で溺れていた子猫は、無事に穏やかな時間を過ごし始めることができたのです。
スタッフ達によって『ウッディー』と名付けられた子猫は、ちょうど施設に入っていた保護猫の親子と一緒に育てられることになりました。
新しいお母さんや兄弟達は独りぼっちのウッディーを温かく受け入れて、家族の一員として迎えてくれたそうです(*´ω`*)
こうして危ないところを学生達に救ってもらったウッディーは、無事に新しい人生をスタートさせることができました。川に流されてしまった時はどれほど怖かったことでしょう。これからは安全な家の中でたくさんの愛情を感じながら、幸せいっぱいの毎日を送っていくことでしょう。
出典:KittenInn/lovemeow
This post was published on 2024/06/28