ある日、里親さんとあまり上手くいかなかった猫の『ブルーノ』が、保護施設『ライト・ウェイ・レスキュー』に運ばれてきました。するとブルーノは突然の環境の変化に混乱しました。
ブルーノはとてもポッチャリとした体型で、体重が11.5kgもあったため、少なくとも4.5kgの減量が必要でした。施設のスタッフ達はブルーノがいつまでも健康で幸せに暮らせるように、ダイエットをサポートしてくれる家族を探し始めました。
ブルーノが施設で過ごしている間に、スタッフ達はブルーノの可愛い特技を発見しました。ブルーノは2本足で立つのが上手で、まるで人間のように振る舞うのが得意でした。ブルーノはいつも部屋の中で立ち上がって、みんなの仕事ぶりをチェックするかのように辺りを見渡しているそうです。
「ブルーノは後ろ足で立ち上がって食べ物を要求してきます。また彼は時々、立ち上がったままの姿勢で20分ほど過ごしていることがあります。その姿はとっても愛らしく、私達の心を一瞬でとりこにします」とスタッフのジャコビーさんが言いました。
ブルーノは養育主さんの家に移った後も、可愛い姿をたくさん見せてくれました。ブルーノはボウルに食べ物が入ったのを確認すると、スクッと立ち上がって、ニャーニャーと鳴きながら養育主さんのことをジッと見つめてくるそうです。どうやらブルーノは食事をしている最中も、頭を撫でてもらいたいようです(*´ω`*)
ブルーノは誰かに注目されるのが好きで、たくさんの愛情を注いでくれる家族を望んでいました。「ブルーノはとっても甘えん坊な性格で、いつも家族と一緒にいたいと思っています。彼は膝の上で丸くなるよりも擦り寄るのが好きです。」
またブルーノは自分なりのこだわりを持っていました。ブルーノは新鮮な水の入ったボウルが家の至るところに置いてあるのが好きで、常に自分の近くに居心地の良いベッドがあることを望んでいました。そして夜になると人間と一緒にベッドに入るのが習慣になっていました。
そんな人間好きのブルーノは、背中を撫でてもらえた時に最も幸せを感じているようでした。またブルーノはとってもお喋り好きで、何か伝えたいことがある時は、近くにいる人にどんどん話しかけてくるそうです♪
そしてブルーノが保護施設に来てから4か月後、ブルーノはついに新しい家族を見つけました。シカゴに住むローレン・パリスさんとボーイフレンドのジェイソン・バートレットさんがブルーノの並外れた才能に恋をして、里親になることを決めたのです。
無事に新しい家に着いたブルーノは、家族の助けを借りながらダイエットを開始しました。そのおかげで11.5kgあったブルーノの体重は、約20%も減って9.3kgになったそうです。
「ブルーノの目標体重は約6.8kgです。私達は彼が徐々に体重を減らし、健康的な生活を送れるようになってきたことを嬉しく思っています」とローレンさんが言いました。
ブルーノは毎日、ウォーキングや探索、オモチャ遊びなどでしっかりとエクササイズを行なっています。また摂取カロリーも随分と減らすことができました。
「私達はしっかりと計画を立てながらダイエットを続けていて、とても上手くいっています。」
「私はブルーノの性格が大好きです。ブルーノは時々、気難しくて不機嫌そうな姿を見せることがありますが、次の瞬間には私に手を伸ばしてきて、何時間も喉を鳴らしながら撫でられることを楽しんでいます。」
「ブルーノは目立ちたがり屋でみんなに注目されるのが大好きです。彼は私達や友人が家に入るとすぐに迎えに来て、大きな声で挨拶をしてきます。そして身体を撫でてもらうまで、床の上でずっと横になっています。」
ブルーノはとてもお話し好きで、まるで人間のような猫です。ブルーノは人間のことが大好きで、いつもみんなと一緒にいたいと思っているのです。
そんなブルーノの好きな運動は、羽のオモチャで遊ぶことだそうです。
「ブルーノは本当に羽のオモチャが大好きで、誰もかまってくれない時はいつも羽と一緒に過ごしています。また彼は人間と一緒に寝るのが好きで、家に来た日から私のベッドで一緒に眠っています。」
「ブルーノは私の祖父母の家も気に入っていて、いつも家の中で楽しそうに過ごしています。彼は毎回、祖父母と一緒に階段で楽しそうにトレーニングを行なっています。」
ブルーノがローレンさんの家で暮らし始めてから半年ほどで、ブルーノはこれだけスリムになりました。以前の姿と比べてみると、随分細くなっていることが分かりますね。
これからもブルーノはしっかりとダイエットを続けて、必ず目標を達成することでしょう。そして大好きな家族と一緒に、いつまでも健康で幸せな毎日を送っていくことでしょう(*´ω`*)
出典:theebrunobartlett/lovemeow
This post was published on 2024/06/24