サンフランシスコにあるUCSF・メディカル・センターに猫の『デューク・エリントン・モリス』が住んでいます。デュークは病院のスタッフのひとりで、重病の患者さん達に喜びと希望を届け続けているのです。
地元の保護施設からやって来たデュークは、いつも病院にいる人達のことを笑顔にしています。デュークには専用のカートが用意されていて、毎回カートごと患者さんの元に運ばれて行くそうです。その姿はまるで『病院の王様』です。
デュークが病室に現れるたびに、患者さん達は素敵な笑顔を浮かべます。
こちらの高齢の男性もデュークが来るのをいつも楽しみに待っていて、デュークが来ると嬉しそうに頭を撫で始めます。そして、スタッフに体調をチェックされている間に、人懐っこいデュークにたっぷりと癒されているのです。
「デュークが近づくたびに、どんどん体が良くなっていくようだ」と男性が話します。
デュークは人間と触れ合うのが大好きで、患者さん達に身体を撫でられると、いつも幸せそうな表情になります。また患者さんを訪問した後は医者やスタッフ達に挨拶をしたり、キスをしたりして、病院で働く人達にもたくさんの笑顔を届けているのです。
スタッフ達はデュークを患者さんのところへ連れていく前に、患者さんのアレルギーチェックを必ず行います。また、アニマルセラピーのためのガイドラインも作られていて、患者さんとデュークにストレスが溜まらないように気をつけているそうです。
病院内で過ごすデュークの姿はこちら。
すっかり病院の人気者になったデュークは、不安や痛みで落ち込む患者さん達に元気を届けています。デュークが来てくれたおかげで、病院内には見違えるほど笑顔が増えました。毎回たくさんの喜びをくれるデュークに、患者さん達やスタッフ達はいつも心から感謝しているそうです。
出典:UCSFMedicalCenter/lovemeow
This post was published on 2024/02/14