小屋にひとりだけ取り残されていた子猫。助けてもらえたのが嬉しくて、幸せいっぱいのハグが止まらない (*´ェ`*)

ある日、家の庭にある小屋の中から、母親に置き去りにされてしまった1匹の子猫が見つかりました。子猫を発見した住人はすぐに子猫を保護すると、地元の保護施設『シャトン・オルフラン・モントリオール』へと連れて行きました。

出典:Rescuechatonsmontreal

「子猫は病気を患っていて目を開くことができませんでした。獣医さんは子猫の目を綺麗にして、抗生物質で治療を始めました。子猫はとても痩せ細っていて、体重が350gしかありませんでした」と保護施設のセリーヌ・クロムさんが言いました。

子猫はその後、保護施設のスタッフ達によって『ランナー』と名付けられました。もしランナーの治療がもう少し遅れていたら、両目を失明していた可能性があったそうです。

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目を綺麗にしてもらったランナーは、セリーヌさんの家で一時的に養育されることになりました。セリーヌさんはその日から一日中ランナーの看護を続けました。

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それから数日後、献身的な看護のおかげでランナーの目は随分と回復しました。また、少しずつ元気が戻ってきたランナーは、徐々に食欲も取り戻していきました。

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その後、完全に回復したランナーは、全身からエネルギーが溢れ出して、子猫らしい好奇心が戻りました。ランナーはお皿からご飯を食べられるようになり、日に日に体重を増やしていきました。

また、育ち盛りのランナーはセリーヌさんの家で16歳の老猫『マーシャ』に出会いました。セリーヌさんは最初、ランナーがマーシャに対してどんな反応を示すか心配でしたが、マーシャが毛づくろいを始めると、すぐに身をまかせるようになったそうです。

「マーシャは私が今までに養育した全ての子猫達のお母さんのような存在です。ランナーもすぐにマーシャのことが好きになって、常に愛情を求めるようになりました。」

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すっかり甘えん坊になったランナーは、いつもセリーヌさんや保護施設のスタッフ達に抱きつくようになりました。ランナーは誰かと一緒にいると落ち着くようで、嬉しそうに抱っこされながら、幸せそうな姿をたくさん見せてくれました♪

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それから1ヶ月後、ランナーは養育ボランティアさんの家で育てられることになりました。ランナーはさっそく新しい養育主さんに寄り添いながら、楽しい時間を過ごし始めたそうです。

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そして生後3ヶ月を迎えたランナーは、無事に里子に出る準備を整えました。でもランナーは養育主さんといつまでも一緒にいたかったようで、決してそばから離れようとはしませんでした。

「ランナーを育てた養育主さんは、そのままランナーを家族に迎えることに決めました。ランナーは今の家が大好きで、優しい先住犬と一緒に幸せな毎日を送っています」とセリーヌさんが嬉しそうに話してくれました。

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こうして衰弱した状態で保護されたランナーは、愛らしい瞳を持つ素敵な猫へと成長しました。ランナーの変わっていく姿を見ていると、人間の愛情がどのくらい猫達に影響を与えるかがよく分かりますね。

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こうして生涯の家で暮らし始めたランナーは、これからも大好きな家族に寄り添いながら、幸せいっぱいの毎日を送っていくことでしょう(*´ω`*)
出典:Rescuechatonsmontreallovemeow

This post was published on 2024/02/04