路上で手を差し伸べてくれた人達に、子猫達の命を救ってもらった母猫。大切な我が子と過ごす日々に最高の幸せを感じる

ある日、保護活動と養育活動を行なっているハイジ・シューメーカーさんの元に、路上を彷徨い歩く妊娠中の猫についての連絡が入りました。その後、猫が路上から保護されて、ハイジさんの家で安全に過ごし始めるまでには数日がかかりました。

『ローレライ』と名付けられた猫は最初はとても臆病で、撫でられることを怖がっていました。しかし、お腹を満たして家の中に落ち着くと、幸せそうに喉を鳴らし始めました。

ローレライは頭の上に雨風をしのげる屋根があり、たくさんの食べ物がある環境に大きな喜びを感じていました。

翌朝、ローレライは人間のことを随分と信頼するようになり、食事中にハイジさんに撫でられても気にしなくなりました。そしてその日の夜遅くにローレライの出産が始まりました。

「私がローレライの出産を見守っていると、最初の赤ちゃんが詰まっているように見えたため、何か問題があると感じました。私は彼女を急いで救急動物病院へと連れて行きました」とハイジさんが言いました。

獣医さんの力を借りてローレライは3匹の子猫を出産し、そのうちの2匹は命をつなぐことができました。ローレライを路上から救い出したことは、2匹の幼い命を助けることになり、ローレライの命も救ったのです。

ローレライにはいくつかの健康問題があったため、ミルクが出せなくなっていました。そのためハイジさんは2時間おきに子猫達にミルクを飲ませて、子猫達の免疫力を高めるためにサプリメントを与えました。

「私はこの日、様々なことが一気に起こって非常に疲れていましたが、子猫達の命を絶対に守ることを心に誓い、一晩中世話を続けました。」

ハイジさんが子猫達の世話に来るたびに、ローレライは少しずつ食欲を取り戻していきました。ローレライは子猫達が哺乳瓶からミルクを飲み終わるとすぐに抱きかかえて、頭からシッポの先までしっかりと毛づくろいをしました。

美味しいご飯と適切な薬、そしてハイジさんからのたくさんの愛情で、ローレライは信じられないほどの回復を遂げました。そして出産から1週間後、ついにローレライはミルクを出せるようになり、子猫達に飲ませることができたのです。

「ローレライは徐々にミルクが出せるようになっていきました。私はその姿を見ながら大きな喜びを感じました。彼女はとても食欲が旺盛になり、私は何度も彼女の容器にご飯を補充しました。」

「私は子猫達がお母さんのミルクを飲む音を聞きながら、とても幸せな気持ちに包まれました。子猫達がローレライのミルクで順調に成長を続けたため、私はミルクの世話を終了しました。」

『レイア』と名付けられた三毛の子猫は、最初から兄弟の『ルーク』よりも小さな身体をしていました。でもレイアはいつも元気いっぱいで、ルークと互角にレスリングを楽しんでいるそうです。

その後、子猫達が歩き始めると、ハイジさんは子猫達を大きいベビーサークルの中に入れて、いっぱい走り回れるようにしました。

「レイアとルークはとても甘く、フレンドリーな性格です。ふたりは人間にかまってもらうのが大好きで、いつも私達の注意を引くために鳴き始めます。」

「ふたりはずっと一緒に遊んでいて、お互いを追いかけながらグルグルと部屋中を回っています。ふたりはよくローレライお母さんに突撃して、彼女をもみくちゃにしています。3匹はとても仲良しで、非常に強い絆で結ばれています。」

レイアは胸に蝶ネクタイのような可愛い模様があります。レイアはとてもイタズラ好きで、いつもルークと一緒に可愛いハプニングを引き起こしています。そんな子猫達のことをローレライはいつも優しい眼差しで見守っているそうです。

「ローレライは大変な時期を乗り越え、今は家猫として新しい道を歩み始めています。彼女はとても愛情深く、静かで落ち着いていて、とても素晴らしいお母さんです。彼女は今もほとんど子猫達のそばから離れることはありません。」

子猫達がひとり立ちするのに十分な大きさになっても、ローレライは以前と変わらず子猫達のお母さんとして子育てを続けています。レイアとルークもお母さんのことが大好きで、遊び時間の合間にいつもお母さんとの会話を楽しんでいるそうです。

「子猫達はお互いにお母さんと深い絆を共有しています。その姿はとても貴重で、私はいつも心が温められています。私は親子が里子に出る準備を整えたら、3匹を一緒に引き取ってくれる家族を探そうと考えています」とハイジさんが話してくれました。

こうして猫の親子は優しい人達のおかげで新しい人生を歩み始めることができました。きっと愛らしい親子の元には素敵な家族が現れて、みんなで一緒に幸せな毎日を送っていくことでしょう。
出典:fosterkittenmamalovemeow

This post was published on 2023/09/26