ある日、家の近くを女性が歩いていると、子猫の『ナラ』と3匹の兄弟の姿を発見しました。女性は母猫が帰ってくるのを待ちましたが、いくら待っても戻ってこなかったため、子猫達を保護施設へと連れて行きました。
その後、子猫達は保護施設のスタッフのパトリシアさんの家に移動して、24時間体制のケアを受けました。しかし、子猫達は非常に衰弱していたため、悲しいことにナラ以外の3匹は1日も経たないうちに命を落としました。
ひとり残ったナラは自分の運命と懸命に戦い続けました。
そして、1週間後。
何とか危険な状態を脱したナラは、その小さな身体に徐々にエネルギーが溢れてきて、非常に力強くなりました。日に日に成長していくナラの姿を見て、パトリシアさんは「もうこの子は大丈夫」と確信したそうです。
それから少し経つと、ナラはお気に入りの毛布の中で初めて目を開きました。それはナラが大冒険を始める瞬間でもありました。
ナラはいつもパトリシアさんの愛情に感謝しながら、ゴロゴロと喉を鳴らしています。
パトリシアさんは独りぼっちのナラが少しでも寂しさを感じないように、ヌイグルミをプレゼントしました。ヌイグルミはすぐにナラの母親代わりになって、ナラの成長に欠かせない存在になりました。
ナラは柔らかくて暖かいものが大好きで、いつも毛布を触っているだけで幸せを感じているそうです。
そして、5週間後。
ナラはさらに大きく成長しました!
ナラはその愛らしい姿で、両手に抱えきれないほどの幸せをパトリシアさんの元に届けているそうです。
元気になったナラの様子はこちら。(動画)
こうして唯一生き残ったナラは、パトリシアさんのおかげで幸せな子猫へと成長することができました。ナラは今日も元気いっぱいに走り回りながら、安全な家の中で幸せな時間を過ごしているそうです。
出典:fosterkittensvegas/lovemeow
This post was published on 2023/08/01