人生に、もふもふを。

衰弱した身体で彷徨い歩いていた子猫。優しい女性の助けを借りて元気を取り戻すと、その大きな瞳に輝きを取り戻す!

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ある日、迷子になっていた5週齢の子猫が地元の保護施設に運ばれてきました。子猫は栄養不足で痩せ細っていて、緊急の治療を必要としていました。

そんな子猫の窮状を知った養育ボランティアのアンバーさんは、躊躇することなく子猫を受け入れることに決めました。「子猫は非常に体調が悪く、日に日に体重が減っていました。彼女は脱水症状に陥っていて、食べ物をうけつけませんでした」とアンバーさんが言いました。

子猫は非常に衰弱していましたが、アンバーさんが治療を始めると、徐々に元気を取り戻していきました。

「子猫は一度に多くのご飯が食べられなかったため、私達は一晩中眠らずに何度もご飯を食べさせました。彼女は家の中が安全な場所だと理解し、食べられる量が少しずつ増えていきました。」

アンバーさんは子猫に『スプラウト』と名付けました。スプラウトはとても小さな身体をしていましたが、大きくて不思議な瞳を持っていました。

しばらくしてスプラウトが寝床の外を歩けるようになると、すぐにトイレが使えるようになり、毛づくろいで身だしなみを整えるようになりました。

「スプラウトは確実に成長していて、日に日にできることを増やしていっています。」

それから数日でスプラウトはさらに体重を増やし、全身からエネルギーが溢れ出してきました。スプラウトは人間に撫でられることに幸せを感じるようになり、チャンスが訪れるたびにアンバーさんの気を引くようになりました。スプラウトの個性はすぐに現れて、とっても冒険好きのヤンチャな子猫へと生まれ変わったのです。

またスプラウトはお皿からひとりでご飯が食べられるようになりました。さらにスプラウトは好奇心の赴くままに部屋の隅々まで探索して、数匹の保護子猫達とも仲良くなりました。

「スプラウトはイタズラ好きで、他の子猫をコッソリと攻撃したり、シッポを真っ直ぐに立てながら走り回るのが大好きです。そして夜になると人間用のベッドに潜り込んで、幸せそうに喉を鳴らしています」とアンバーさんが話してくれました。

最初の頃のスプラウトはとても小さな声で鳴いていましたが、健康で勇敢になった今は、人間の姿を見るたびに大きな声で話しかけてくるそうです。

こうして独りぼっちのところを保護されて、アンバーさんの助けを借りながら前進し続けたスプラウトは、無事に元気を取り戻すことができました。これからもスプラウトはその大きな瞳を輝かせながら、幸せいっぱいの毎日を送っていくことでしょう(*´ω`*)
出典:kitty_fostering_ozlovemeow

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