子猫の『フリト』は独りぼっちになっていたところを保護されて、地元の保護施設に連れて来られました。まだ生まれたばかりだったフリトには、つきっきりの看護が必要でした。そんなフリトの話を聞いた保護団体『ミニ・キャット・タウン』のスタッフ達は、すぐにフリトを養育することを申し出ました。
その後、幼い子猫のケアを専門に行なっているローラ・マローンさんが、自宅にフリトを連れて帰り、2時間おきにシリンジでミルクを飲ませ始めました。
その日からローラさんと家族全員が交代でフリトの世話を続け、フリトの成長を助けました。フリトは優しい家族にたくさんの愛情を注がれて、日に日に大きくなっていったのです。
それから数週間の間にフリトの目は開き、部屋の中の探索するようになりました。
「フリトは同じ年齢の子猫達よりも早く、たくさんの遊び時間を求めるようになりました。そのため私達は彼に年上の子猫達を紹介しました」とローラさんが言いました。
「年上の子猫達はみんな、とても優しくフリトを迎えてくれて、すぐに彼のことを受け入れてくれました。」
フリトはどこにいても年上の子猫達を追いかけて、みんなのマネをしながら遊んでいたそうです。
その後、十分な大きさになったフリトは保育器を卒業し、自分と同じくらいの年齢の保護子猫達と出会いました。するとフリトはすぐにみんなに寄り添って、友達になろうとし始めたのです。
家族がフリトをかまってあげられない時は、フリトはいつも友達の隣で丸くなったり、寄りかかったりしながら、楽しい時間を過ごしているそうです。
フリトはみんなと一緒にいるのが大好きで、いつもダンボール箱やベッドを共有しています。
またフリトは優しい家族に寄り添うことも大好きで、家族の膝の上が空いていると、すぐに飛び乗ってきて幸せそうに眠り始めるそうです。
さらにフリトは保護子猫達が家にやって来ると、いつも温かく迎え入れて、孤独を感じないように寄り添い始めます。どうやらフリトは自分が家族にしてもらったことを、困っている子猫達に返しているようです。
こうして独りぼっちだったフリトは、愛情深い家族のおかげで新しい人生をスタートさせることができました。きっとフリトはこれからも、困っている子猫達を優しく抱きしめながら、みんなの心を温め続けていくことでしょう(*´ω`*)
出典:fosterkittyfamily/lovemeow
This post was published on 2020/07/27