人生に、もふもふを。

土砂降りの雷雨の中、幼い子猫達を懸命に守っていた母猫。安全な家の中に安心すると、親子一緒に幸せな日々を歩み始める

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ある日、自宅の近くを歩いていた家族が、お腹の大きな妊娠中の猫の姿を発見しました。家族は猫に飼い主がいるかもしれないと思い、近所の人達に猫のことを聞いて回りましたが、誰も自分の猫だと言う人はいませんでした。

そしてそれから数日後、猫は激しい雷雨の中で子猫達を出産しました。

お母さんになった猫は子猫達を安全に保つために、茂みの中へと子猫達を避難させました。しかし、天候は一向に回復せず、子猫達は危険な状態にさらされていたのです。そこで家族は助けを求めて、地元の保護施設『スパークル・キャット・レスキュー』へと連絡をしました。

連絡を受けたステファニー・グランサムさんは、すぐに猫の親子を育てることのできる養育主さんを探し始めました。

残念ながらいつもお世話になっている養育ボランティアさん達はみんな手一杯の状態でしたが、養育ボランティアの1人のサラ・ケリーさんが知人のクリスティーさんに連絡をすると、快く親子を預かることを約束してくれました。

その後、サラさんは親子の保護を手伝うために、ステファニーさんと一緒に現場へと向かいました。「私達はさらに嵐が強くなることを心配していました。私達が現場に着いた時、母猫と子猫達の姿を見つけることができませんでした」とステファニーさんが言いました。

ステファニーさん達がしばらく猫の居場所を探していると、家の横にある茂みの中から猫の鳴き声が聞こえてきました。そして母猫が茂みの中から姿を現したのです。

しかし、その近くには子猫達の姿はありませんでした。ステファニーさん達は子猫達が冷たい雨で衰弱する前に、子猫達を見つけなければなりませんでした。

それは時間との戦いでした。「私達は土砂降りの雷雨の中、茂みを掻き分けながら子猫達を探し続けました。」

そしてついにステファニーさん達は子猫達を見つけることができたのです!

母猫は雨で全身が濡れていましたが、子猫達は比較的良好な状態でした。子猫達は直前まで母猫にしっかりと守られていたため、激しい雨から身を守ることができたのです。

ステファニーさん達は子猫達を救い上げると、母猫と一緒に車に乗せました。「私達がクリスティーさんの家に向かっている途中、母猫は子猫達を綺麗にして、身体が冷えないようにしっかりと温めていました。」

無事に嵐の中から助け出された親子は、ステファニーさん達のおかげで、その日の夜は居心地の良いベッドの中で過ごすことができました。「私達は親子を助けることができたことをとても嬉しく思っています。そして、親子を快く受け入れてくれたクリスティーさんにとても感謝しています。」

「母猫はすぐに新しい環境に慣れ、子猫達はすくすくと成長を続けています。親子はいつもピッタリと寄り添いながら幸せそうに喉を鳴らし続けています。あの日、嵐の中にいた親子は今、安全で暖かい家の中で幸せな時間を過ごしています。」

「私達は嬉しそうにミルクを与え続けている母猫の姿にいつも心が温められています。私達は幸せな親子の姿が見られて本当に幸せです」とステファニーさんが嬉しそうに話してくれました。

こうして土砂降りの中で保護された親子は、安全な家の中で新しい人生をスタートさせることができました。親子はこれからもお互いにピッタリと寄り添いながら、幸せな毎日を送っていくことでしょう(*´ω`*)
出典:kellyfosterkittenslovemeow

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