トルコのイスタンブールに心優しい男性が住んでいます。男性は悪天候になると、自分の店を猫達の避難所として開放するのです。
男性は文房具店でオーナーをしているセルチュク・バヤルさん。バヤルさんは普段から近所のボランティアさん達と共に野良猫達の世話をしているのですが、気温が下がると自分の店を猫達の避難所として開放しているそうです。
そんなバヤルさんの行動に多くの住民達が理解を示し、バヤルのことを賞賛しています。しかし、誰もが同じ感情を持っているわけではありません。中には、店内に猫がいることを嫌うお客さんもいるのです。
しかし、バヤルさんはお客さんを失う可能性があるにも関わらず、猫達の避難所を続けています。そして、猫のことをよく思っていないお客さんのために、店の窓にこのような張り紙をしているそうです。
「猫達を不快に思う方は、ここでは買い物をしないでください。」
バヤルさんには悪天候の中で辛い思いをしている猫達を見過ごすことができません。一方の猫達もバヤルさんのことをとても信頼していて、バヤルさんが入り口を開くと嬉しそうに中に入ってくるそうです。
「一部の人々は動物達は寒さに強いと言います。でも、動物達は寒さに強くはありません。彼らは水を見つけることができなければ死んでしまいます」とバヤルさんは言いました。
バヤルさんの行動を支持する多くのお客さんは、店内の猫達と一緒に楽しい時間を過ごしているそうです。
バヤルさんは寒さに困っている猫と人間のために、いつもお店を解放しているのです。
バヤルさんのお店は近くに住む野良猫達の憩いの場になっています。猫達はお店の中で身体を温めながら、避難場所と食べ物を用意してくれるバヤルさんやボランティアさん達にいつも感謝しているのです。
出典:Selcuk Bayal/lovemeow
This post was published on 2018/12/10