10月の上旬、自宅近くで2匹の子猫を見つけた女性が、保護施設『パーフェクト・パルス』に子猫達を連れて来ました。そしてそれから1時間後、3匹目の子猫を連れた女性が再び施設に姿を現しました。子猫達はみんな、お母さんを探してずっと鳴いていたそうです。
子猫達はとても幼く、まだ哺乳瓶でご飯を食べさせる必要があったため、施設のスタッフは養育ボランティアのアシェリーさんに連絡をして、子猫達を養育することができるかを尋ねました。アシェリーさんはすぐに「Yes」と答えて、子猫達を迎えに来ました。「子猫達はみんなノミに覆われていて、とてもお腹を空かせていました」とアシェリーさんは言いました。
子猫達はそれぞれ『スティーブン』『カレン』『ジョージア』と名づけられました。
保護されたばかりの子猫達はガリガリに痩せ細っていました。子猫達は用意されたご飯でお腹を満たすと、アシェリーさんの首に巻きついて幸せそうに眠りについたそうです。
「子猫達にはお母さんがいなかったため、私のことをお母さんだと思ったようです。」
子猫達は多くの健康問題を抱えていて、治療を行う必要がありました。ジョージアは気分が悪い時期が続き、新しい食事に慣れさせるのに苦労しました。
兄弟の中で一番小さかったスティーブンは、とても弱々しい状態でした。「私は最初、スティーブンが生き残れるかどうか分かりませんでした。でも温かい保育器の中で過ごし、定期的にご飯を食べると、3日後には状態が安定してきました。」
また、全ての子猫達が上気道感染症と戦っていました。「孤児の子猫は免疫力がないため、感染症などに非常に弱い状態です。私は加湿機能のついた保育器で、子猫達が乾燥しないように調整を続けました。」
その後、無事に元気を取り戻したスティーブンは、アシェリーさんの肩が大好きになり、毎日肩の上で昼寝をするようになったそうです。
部屋には子猫用のベッドがありましたが、子猫達はみんな人間のお母さんと眠るのが大好きで、いつも肩や首にくっつきながら眠りにつきました。そして、アシェリーさんに抱きかかえられると、嬉しそうに喉を鳴らし始めるそうです♪
子猫達はアシェリーさんの姿を確認すると、いつも抱っこしてもらうために駆け寄ってきます。特にスティーブンは一番早くアシェリーさんのところに駆けつけて来るそうです。
そしてアシェリーさんがソファーに座ると、子猫達は肩や首に登り始めます。アシェリーさんはそんな子猫達に幸せを感じて、放っておくことができなくなるそうです。
この数週間で子猫達は固形食を食べることを学び、毛づくろいが上手にできるようになりました。安全な家の中で暮らし始めた子猫達は、もう独りぼっちになることも、飢えることもないのです。
数週間前に母猫と離ればなれになってしまった子猫達ですが、今は毎日寄り添うことのできるお母さんがいます。子猫達はみんな、たくさんの愛情と絶え間ない抱擁で、日々の暮らしに大きな喜びを感じているのです。
アシェリーさんは現在、3匹の子猫の他に数匹の子猫を育てています。アシェリーさんが全ての子猫達を抱っこすると、とっても幸せな光景が広がるそうです♪
こうしてアシェリーさんの家に来た子猫達は、幸せな人生を歩み始めました。これからも子猫達はたくさんの愛情を注がれながら、元気いっぱいにすくすくと成長していくことでしょう(*´ω`*)
出典:youngestoldcatlady/lovemeow
This post was published on 2018/10/25