ビール工場に引き取られた4匹の保護猫。温かい家が気に入ったようで、素敵な恩返しをしてくれた (*´ω`*)♪

シカゴにあるビール工場は、以前から穀物を食べ荒らすネズミの被害に悩んでいました。そのため工場は、外部の会社に依頼して何度もネズミを追い払ってもらったのですが、ほとんど効果がなかったそうです。

困ったスタッフ達は別の方法を考えました。そして、工場で猫を飼ってみるのはどうだろうという結論に至ったのです。早速スタッフは地元の保護施設に相談し、4匹の保護猫を引き取ることにしました。

保護施設では『キャット・アット・ワーク』と呼ばれるプログラムを行なっていました。それは、病気などで衰弱している野良猫を保護し、治療を行い、ネズミなどの被害に困っている場所で、新しい生活を送ってもらうようにするプログラムです。

こうして保護施設を旅立った4匹の猫は、約3週間後には工場での生活に順応しました。

そして、工場内で猫達が暮らし始めるとすぐに、全てのネズミが姿を消したそうです。

「猫達はずっとネズミを追い回すようなことはしません。普通の家猫がするように、毎日建物の中をブラブラしながら過ごします。ネズミ達は猫達の匂いで、自然と建物の中からいなくなるのです。」

工場のスタッフ達はいつも、ネズミを追い払ってくれる猫達に感謝しながらご飯をあげているそうです。

その後、4匹の名前をSNSで募集したところ、ゴーストバスターズの主人公の『ヴェンクマン』『レイ』『イゴン』、そしてマシュマロマンに変身した『ゴーザ』に決まったそうです。

猫達は工場で暮らし始めて2ヶ月ほどで、人間と打ち解け始めました。

特にヴェンクマンとレイはとても人間好きのようで、お腹が空いた時にはいつもおねだりをしてくるそうです。

また、4匹の中ではゴーザが一番若く、いつも興味深そうに建物の中を冒険しているそうです。

猫達は毎日の仕事を楽しんでいるようで、工場の生産設備をパトロールしたり、スタッフの振るレーザーポインターを追いかけたり、ダンボールを引っ掻いたりしているそうです♪

たとえ猫達が仕事中に昼寝をしていても全く問題ありません。それも猫達の仕事の一部だということを、周りのスタッフ達はちゃんと理解しているのです。

スタッフ達は猫達が近くにいることで、自然と心が癒され、仕事への意欲も湧いてくるそうです。もしかすると、猫達がいる一番大きな効果は、職場を笑顔にしてくれることなのかもしれませんね(*´ェ`*)
出典:empiricalbrewerylovemeow

This post was published on 2018/05/13