ある日、子猫の『ピンキー』が改築中の家の屋根裏から、作業員によって発見されました。
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ピンキーは母猫に置いていかれてしまったようで、とても衰弱した状態で見つかったそうです。
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その後、ピンキーは保護施設に運ばれ、そこで子猫の『スティッチ』に出会いました。スティッチもピンキーと同じように、母猫によって裏庭に置き去りにされた子猫でした。
そんな同じ境遇のふたりが出会うと、一瞬で強く結ばれました。
「スティッチはピンキーを2時間以上も抱きしめ続けていました。スティッチの姿はまるでピンキーのお母さんのようでした。そんなスティッチの優しい行動に、ピンキーも安心しているようでした」と養育主のカーラさんは言いました。
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「スティッチはピンキーのことを常に気にしていて、ピンキーがお腹を空かせて鳴くと、スティッチも一緒に鳴き始めました。私にはその声が『早くこの子にご飯をあげて』と言っているように聞こえました。」
「そしてピンキーのお腹が満たさせると、スティッチはいつもピンキーを強く抱きしめるのです。それはまるで『この子は私のものよ』と主張しているみたいでした。」
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「ふたりが家に来た時は全身がノミだらけで、とても汚れていました。でも、身体を綺麗に洗ってあげると、ふたりともフワフワの子猫になり、幸せそうな顔を見せてくれるようになったのです。今のふたりはいつも一緒で、眠っている時も起きている時も、決して離れることはありません。」
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ふたりは一日中お互いを抱きしめながら、幸せそうに喉を鳴らし続けます。
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そんなふたりの愛らしい姿は、カーラさんの心をいつも温めてくれたそうです♪
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とっても仲良しなふたりは、カラーさんの元ですくすくと育っていきました。そして、施設のスタッフのおかげで、ふたりは同じ里親さんの家に引き取られて行ったそうです。
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そして、現在。
ふたりは同じ時間を過ごしながら、こんなに大きく成長することができたのです。
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もちろん身体が大きくなってもふたりの関係は変わりません。小さかった頃と同じように、いつもスティッチがピンキーを見守りながら、一緒にご飯を食べて、寝て、遊んで、楽しい時間を過ごしているそうです。
これからもふたりはお互いに愛情を注ぎ合いながら、幸せな毎日を送っていくことでしょう(*´ω`*)
This post was published on 2017/08/23