ある日、『RSPCA(英国動物虐待防止協会)』の動物保護担当官のシャーロット・ホルダーさんが、助けを必要としている猫についての通報を受けました。猫は捨てられて体中がノミだらけになっていて、不衛生な環境の中で必死に命をつないでいました。
シャーロットさんが現場に到着すると、後に『シド』と名付けられた猫の姿を一目見て、今回の救助がこれまでに経験してきたものとは違うことに気づきました。
出典:RSPCA
シドは鼻が変形していて、顔が少し変わっているように見えました。シャーロットさんはそれが原因でシドが捨てられたのだと思いました。シャーロットさんはシドが呼吸困難に陥っているように見えたため、すぐにRSPCA内の動物病院に連れて行って、診察を受けさせました。
出典:RSPCA
「最初に見た時、シドの鼻の具合が悪く、緊急治療が必要だと思いました。しかし、獣医さんに診てもらったところ、呼吸は問題ないことが分かりました。彼は体重やノミの問題を解決する必要がありましたが、治療を始めると驚くほどのスピードで回復していきました」とRSPCAのエマ・フィナモアさんが言いました。
出典:RSPCA
獣医チームはシドに軽度の目の問題があることを発見しました。シドはハンデを負っていましたが、そのことがシドの性格や態度に影響を与えることはありませんでした。シドはとっても愛らしい猫で、たくさんの愛情を注いでくれる優しい家族との出会いを望んでいました。
幸いなことにシドは、新しい家族を長く待つ必要はありませんでした。
自宅で盲目の猫を飼っていた家族がシドのことを知ると、自分達にピッタリの猫だと確信しました。シドはすぐに生涯の家に向かって、猫と犬の兄弟に出会い、まるでずっと前から家族の一員だったかのように、新しい生活にあっという間に溶け込みました。
出典:RSPCA
「RSPCAのWEBサイトでシドの小さな顔を見て、本当に可愛い猫だと思ったことを覚えています」とシドの新しいお母さんのケイト・クーパーさんが言いました。
「私達は以前、医療ケアが必要な猫と一緒に暮らしていたことがあったため、シドを迎えるための心の準備ができていました。彼は素直な男の子で、本当に優しくて、先住猫や先住犬と遊んだり寄り添ったりすることが大好きです。」
出典:RSPCA
シドは見た目が他の猫と少し違っていたことで捨てられてしまいましたが、結果的にその見た目が幸せな結末を迎えるきっかけになったのです。
これからもシドは優しい家族の愛情を全身で感じながら、いつまでも幸せいっぱいの毎日を送っていくことでしょう。
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