動物病院の入り口に放置された猫。育ててくれた獣医さんに、キュートな瞳で恩返しをしてくれた (10枚)

猫の『アルフ』はオーストラリアのニューサウスウェールズ州で動物病院を”経営”しています。アルフは初めて病院に来た2014年10月以降、人間の同僚と一緒に患者さんの看護をしてきたのです。

アルフは生後2週目の時に動物病院『ライド動物クリニック』の玄関前に捨てられていました。2匹の兄弟と共にダンボールに入っていたアルフは、獣医さんによって保護されたのです。

残念ながらアルフの兄弟は、保護されてすぐに命を落としてしまいました。しかし、アルフはその強い意志で、日に日に強くなっていったのです。

その後、里親さんを探し始めたスタッフでしたが、アルフと同じ時間を過ごすうちに、いつの間にかアルフを手放せなくなってしまいました。そのため2年経った今でも、アルフは動物病院に住んでいるのです。

アルフは寄り目がちな瞳と魅力的な個性を持っています。

毎朝、アルフはフロントデスクに登り、来院した患者さんと飼い主さんに挨拶をします。また、患者さんの容態を確認するかのように、じっと様子をうかがっているそうです。

アルフは時々、獣医さんになることがあります。そんな時は決まって、人間の獣医さんにアドバイスをしてくれるそうです。

アルフは病院内の研究室でもスタッフを監督します。

また、スタッフに赤ちゃんが生まれた時などは、心から祝福してくれるそうです♪

こちらは”風船の日”の様子です。アルフは率先して、スタッフに風船の遊び方を教えたりもするそうです。

もちろんアルフは遊んでばかりではありません。時にはこんなに真剣な表情で、仕事に向かうこともあるのです!

アルフは今、病院での生活と、病院で出会う全ての人達を愛しています。

こうして幼い頃に捨てられたアルフは、スタッフのおかげで大きく成長することができました。すっかり病院の人気者になったアルフは、みんなの心を癒してくれる素敵な獣医さんなのです(*´ω`*)

出典:facebook.com

This post was published on 2016/12/30